necfru driveなら、ファイル名が分からなくても、AIを使ってファイルの中身から目的の資料を探せます。「以前の展示会で使った動画」「○○についてまとめた資料」など、覚えている内容をそのまま入力して検索できます。従来のファイル検索と何が違うのか、ネクフルが実際に行った検索検証も交えて紹介します。
ファイル名を忘れてもデータを探せる「necfru drive」
necfru driveは、ファイル名だけでなく、ファイルの中身をAIで解析して検索できるファイル管理サービスです。正確な名前や保存場所を覚えていなくても、「何についての資料だったか」「どんな場面で使ったか」といった記憶を手がかりに目的のファイルを探せます。
「名前」ではなく「内容」を手がかりに探せる
一般的なファイル検索では、ファイル名に含まれる言葉や登録された情報を手がかりに探します。そのため、正確な名前が分からないと検索語を何度も変えたり、フォルダを順番に開いたりすることになります。
necfru driveでは、AIがファイルの概要やタグ、文字情報などを解析し、その内容を検索に利用できます。
たとえば、「去年の展示会で使った製品紹介の動画」「○○について説明している資料」のように、覚えている内容を自然な言葉で入力して探せます。
「何というファイルだったか」ではなく、「何が入っていたファイルか」から探せるのが大きな違いです。
ファイル名も保存場所も覚えていないときに使いやすい
仕事で数年前の資料を探すとき、内容は覚えていても、ファイル名や保存したフォルダまで覚えているケースはそれほど多くありません。
自分で作ったファイルならまだしも、別の担当者が保存したものなら命名ルールも違います。「2025_event_final02」のような名前では、後から見た人には何のファイルなのか判断しにくいでしょう。
necfru driveなら、こうしたファイル管理上の情報を覚えていなくても、中身を手がかりに検索できます。 過去の資料が増えるほど、この探し方が活きてきます。
AI検索は従来検索を全部置き換えるものではない
もちろん、すべてをAIで検索する必要はありません。
「A-1234」という図番や正式なファイル名が分かっているなら、従来のキーワード検索の方が早い場合もあります。
一方で、「名前は分からないけれど、こんな内容だった」という探し方にはAI検索が向いています。
名前が分かるなら文字列で探す。内容しか分からないならAIで探す。 necfru driveでは、目的に合わせて検索方法を使い分けられます。
普通のファイル検索では見つからないデータ
ファイル検索で目的の資料が見つからない原因は、整理不足だけとは限りません。ファイルを保存したときの情報と、後から探す人が覚えている情報が違うことも大きな理由です。
ファイル名と「覚えていること」が一致するとは限らない
たとえば、探している人は「新製品発表会で使った紹介動画」と覚えているとします。
ところが実際のファイル名が「202509_event_final.mp4」だったら、「新製品」「発表会」「紹介動画」で検索してもファイル名には一致しません。
逆に、保存した本人にとって分かりやすかった名前が、半年後の自分や別の担当者にも分かりやすいとは限りません。
つまり問題は、探す人が覚えている言葉と、保存されている文字列が一致しないことです。ファイル数が増えるほど、このズレは起こりやすくなります。
フォルダ整理だけでは限界が出てくる
きれいにフォルダを分ければ解決できそうですが、実際の業務では分類方法が一つとは限りません。
年度で分けるのか、顧客で分けるのか、案件で分けるのか、資料の種類で分けるのか。同じファイルでも複数の分類が考えられます。
さらに担当者が変われば、保存場所の考え方も変わります。
フォルダ整理は必要ですが、「どこに保存したかを覚えていること」を前提にした探し方だけでは、大量のファイルを扱うほど苦しくなります。
セマンティック検索は「意味の近さ」を手がかりにする
そこで使われるのが、セマンティック検索です。
従来の検索が入力した文字列との一致を重視するのに対し、セマンティック検索では、入力された質問と情報の意味的な近さも手がかりにします。
たとえば「展示会で使った商品説明の動画」と検索したとき、まったく同じ文字列がファイル名になくても、内容的に近いファイルを候補として探せます。
難しい検索用キーワードを考えるより、自分が覚えていることをそのまま検索に使える。 これがAIを使ったファイル検索の大きなメリットです。
キーワード検索とAI検索、どう違う?
では、ファイル名から探す方法とAIを使って中身から探す方法では、実際にどれくらい違うのでしょうか。ネクフルではnecfru driveを使い、同じファイル群に対して複数の検索方法を比較しています。
138ファイル・35問で検索方法を比較
検証では138ファイルを用意し、それぞれ正解となるファイルを設定した35問の質問を使って検索しました。
比較したのは、主にファイル名による検索、ファイル名+AIタグによる検索、会話型AI検索です。
つまり、「AI検索は便利そう」という感覚的な比較ではありません。同じ質問に対して、目的のファイルを検索結果の1位に出せたかを調べています。
ファイル名検索0.333、会話型AI検索0.967
検証で公表されたTop-1正解率は次のとおりです。
| 検索方法 | Top-1正解率 |
|---|---|
| ファイル名検索 | 0.333 |
| ファイル名+AIタグ検索 | 0.361 |
| 会話型AI検索 | 0.967 |
ファイル名検索では0.333だったのに対し、会話型AI検索では0.967という結果になりました。
ここで重要なのは、AIを使ったこと自体ではなく、ファイル名を知らなくても、質問の内容から正解ファイルを探せたことです。
大量のファイルから「あの資料」を探したい場面では、保存時につけた名前よりも、探す人が覚えている内容を検索に使えることが大きな差になります。
AIタグを増やすだけでは大きく変わらなかった
もう一つ興味深いのが、ファイル名にAIタグを加えた検索です。
結果は0.361で、ファイル名だけの0.333から大幅には伸びませんでした。
つまり、AIでタグをたくさん付ければ、それだけで目的のファイルが簡単に見つかるとは限りません。
大切なのは、検索する人が**「何を探しているのか」と、ファイルに「何が入っているのか」**を結びつけることです。
necfru driveの会話型AI検索は、この「名前ではなく内容から探す」ことを、実際のファイル検索で使えるようにしています。
AIがファイルの中身を整理してくれる
necfru driveでは、ファイルを保存するだけでなく、AIが中身を解析して検索に使える情報を作ります。ファイル名だけでは分からなかった内容も検索対象になるため、あとから探すために細かく名前を付け直したり、大量のタグを手作業で設定したりする負担を減らせます。
保存したファイルをAIが解析
necfru driveにファイルを保存すると、AIが内容を解析し、概要やタグなどの情報を生成します。動画であれば音声の文字起こしも行えるため、タイトルやファイル名には書かれていない情報も検索に利用できます。
たとえば「seminar_2025.mp4」という名前だけでは中身が分からなくても、動画内で話している内容まで解析されていれば、「セキュリティについて説明しているセミナー動画」といった探し方ができます。
検索しやすい名前を人が考えて付け続けなくても、ファイルの中身そのものを検索材料にできるという考え方です。
自然な文章で質問できる
検索するときも、ファイルに含まれていそうな単語を予想して入力する必要はありません。
「以前作った○○社向けの提案資料」「製品Aについて説明している動画」「△△の事例が載っている資料」といった自然な言葉で質問できます。
検索語を少しずつ変えながら何度も試すのではなく、人に「あの資料どこだっけ?」と聞くような感覚で探せるのがnecfru driveのAI検索です。
検索結果から中身の確認までつなげる
目的のファイルを探すときは、検索結果に出てくるだけでは十分ではありません。「これだ」と判断するために、中身を確認する作業も発生します。
necfru driveは、動画・画像・PDF・Office文書など、さまざまなファイルをブラウザ上でプレビューできます。対応するCADデータも専用ソフトを立ち上げずに確認できます。
検索して候補を絞り、その場で中身を確認する。「探す」と「確かめる」を行き来しやすいことも、大量のファイルを扱うときの使いやすさにつながります。
資料から動画まで、いろいろ探せる
AI検索が活きるのは、文書ファイルだけではありません。営業資料、動画、画像、図面など、社内に蓄積しているさまざまなデータを「覚えている内容」から探せるようになると、過去のファイルをもう一度使いやすくなります。
営業・企画なら過去の提案資料を探す
営業や企画では、過去に作った資料が新しい案件の参考になることがあります。
ところが、「以前、製造業のお客様に動画活用を提案した資料」のように内容は覚えていても、顧客名や作成時期、ファイル名までは覚えていないことがあります。
そんなときに内容から検索できれば、過去の提案書や企画書を見つけて、新しい資料作成の参考にできます。
毎回ゼロから作るのではなく、社内にすでにある提案やノウハウを見つけて再利用するという使い方がしやすくなります。
制作現場なら過去の動画や素材を探す
動画は特に、中身を確認するのに時間がかかるファイルです。
「展示会で流した製品紹介動画」「社長が新サービスについて説明していた映像」と覚えていても、ファイル名が撮影日や管理番号だけでは簡単に見つけられません。
候補を一本ずつ開いて再生するとなれば、探すだけでも手間がかかります。
動画の文字起こしなどを検索に利用できれば、映像の中で何を話しているかを手がかりに候補を探すこともできます。過去動画や映像素材を大量に保管している現場ほど使いどころがあります。
製造・建設なら図面やCADデータもまとめて管理
製造や建設では、PDFの資料だけでなく、図面やCADデータなど専用形式のファイルも大量に蓄積されます。
目的のデータを見つけても、「中身を見るためにCADソフトを起動する」「対応ソフトが入っているPCへ移動する」といった作業が必要になることがあります。
necfru driveでは対応するCADデータをブラウザ上でプレビューできるため、検索したファイルが目的の図面か、その場で確認できます。
AI検索だけを単独で使うのではなく、大量のデータを保管する、探す、中身を確認するところまで一つにつなげられるのがポイントです。
「保存してある」から「また使える」へ
ファイルは保存しているだけでは、なかなか活用されません。
過去の提案資料、制作素材、動画、図面、社内ノウハウも、「どこにあるか分からない」状態では、新しい仕事に使うことが難しくなります。
必要なときに内容から探せるようになれば、何年も前のファイルでも再利用の候補になります。
necfru driveは、ファイルを単に保管するだけでなく、蓄積したデータをあとから探して使える状態にすることまでを考えたサービスです。
権限とAI利用範囲
社内ファイルをAIで検索できるようにするなら、便利さだけでなく「誰が何を見られるのか」も重要です。検索性能が高くても、本来アクセスできない情報まで見えてしまっては困ります。
AIに何を解析させるかを決めておく
社内には、一般的な業務資料だけでなく、機密情報や取引先から預かったデータなども含まれます。
そのため、AI検索を導入するときは「全部AIに読ませる」と一括りにせず、どのデータを対象にするのか、どの機能を利用するのかを整理しておくことが大切です。
necfru driveではAI機能の利用可否を設定できるため、自社の運用ルールに合わせてAIを使う範囲を考えることができます。
「検索できる」と「閲覧できる」は分けて考える
もう一つ欠かせないのがアクセス権限です。
営業部だけの資料、特定プロジェクトのファイル、管理部門のデータなど、社内ファイルには「保存されているけれど全員が見てよいわけではないもの」があります。
necfru driveでは、ユーザーやグループ単位でアクセス権限を設定し、フォルダ階層に応じて権限を管理できます。
AI検索を導入するときも、検索の便利さとアクセス権限はセットで設計する必要があります。
AI検索と従来検索を使い分ける
AI検索は便利ですが、何でもAIに聞くのが最速とは限りません。
たとえば図番「A-1234」を探す、正式なファイル名が分かっている、といったケースなら、文字列による検索の方がシンプルです。
反対に「数年前の展示会で使った動画」「○○について説明していた資料」のように、内容しか覚えていない場合はAI検索が力を発揮します。
正確な文字が分かるなら従来検索、内容から探したいならAI検索。 両方を使えるようにしておくことで、探したいファイルに合わせて検索方法を選べます。
今あるストレージを捨てずにAI検索を取り入れる
necfru driveを使うために、現在利用しているストレージをすべて入れ替える必要はありません。普段の作業環境はそのまま残しながら、増え続けるファイルの保管先や、過去データを探すための場所として組み合わせることができます。
Google DriveやOneDriveを全部移行する必要はない
すでにGoogle DriveやOneDrive、Dropbox、NASなどを使っている企業では、「AI検索のために全部移行するのは大変」と感じるかもしれません。
necfru driveは、既存の環境をすべて置き換えることを前提にする必要はありません。
日常的に編集・共有するファイルは今までの環境を使い、容量を圧迫している動画や画像、過去案件の資料、長期保管したいデータなどをnecfru driveで管理する方法もあります。
今の仕事の流れを大きく変えずに、必要なところからAI検索を取り入れるという使い方ができます。
「作業する場所」と「保管して探す場所」を分ける
毎日編集するファイルと、数か月・数年後に必要になるファイルでは、ストレージに求める役割も違います。
日常的に共同編集する資料なら、使い慣れたクラウドストレージをそのまま利用する。一方、完成した動画、過去の提案書、制作データ、図面などはnecfru driveへ保管し、必要になったときにAIで探せるようにしておく。
このように、「作業する場所」と「保管して探す場所」を分けることで、既存の環境を活かしながらファイル管理を整理できます。
ファイルが増えるたびにフォルダ構成や命名ルールを細かくしていくのではなく、あとから中身を手がかりに探せる環境を用意しておく、という考え方です。
探す時間を減らして、眠っているファイルを使える状態へ
社内には、作ったことすら忘れている資料や動画、何年も開かれていないデータが少なくありません。
それらをすべて人の手で整理し直すのは大変です。しかし、必要になったときに中身から検索できれば、過去のデータをもう一度仕事に使える可能性が広がります。
necfru driveが目指しているのは、単に大量のファイルを保存することではありません。
ファイル名を覚えていなくても「あの資料」を探せる。見つけたら、その場で中身を確認できる。
社内に蓄積してきたファイルを、ただ置いておくデータから、必要なときに探して使える資産へ。AI検索は、そのための新しいファイルの探し方です。
よくある質問:
Q. ファイル名がまったく分からなくても検索できますか?
A. はい。necfru driveでは、ファイルの内容をもとに「以前の展示会で使った製品紹介動画」のような自然な言葉で検索できます。Q. AI検索を使うために、今使っているGoogle DriveやOneDriveをやめる必要はありますか?
A. いいえ。既存のストレージを普段の作業場所として残し、過去資料や動画などをnecfru driveで保管・検索するといった使い分けもできます。Q. 正確なファイル名や図番が分かっている場合もAI検索を使うべきですか?
A. 必ずしも必要ありません。正確な文字列が分かっている場合は従来検索、内容や意味を手がかりに探したい場合はAI検索という使い分けができます。


