動画やSNSのコンテンツ制作を外注しようとすると、制作会社や運用会社など候補が多く、どこに頼めばいいのか迷いやすいものです。動画を1本作りたい場合と、SNSの企画・投稿・分析まで任せたい場合では、向いている依頼先も変わります。料金や知名度だけで比べるのではなく、得意分野や対応範囲を見ながら、自社が頼みたい仕事に合った外注先を選ぶことが大切です。
コンテンツ制作会社は会社名より得意分野がポイント
コンテンツ制作の外注先を探すと、動画制作、SNS運用、Webマーケティングなど、さまざまな会社が候補に出てきます。大切なのは会社の規模や知名度よりも、今回頼みたい仕事を得意としているかどうかです。
「コンテンツ制作会社」でひとまとめにしない
コンテンツ制作といっても、実際に作るものはさまざまです。
たとえば、会社紹介動画を作りたい場合は、企画や構成、撮影、編集まで対応できる動画制作会社が候補になります。一方、InstagramやTikTokを継続的に運用したいなら、毎月の投稿企画やコンテンツ制作、投稿、分析まで対応できるSNS運用会社の方が依頼内容に合います。
同じ動画でも、会社紹介動画とSNS向けの縦型ショート動画では作り方が違います。
まずは「コンテンツ制作を外注する」と大きく考えるのではなく、何を作りたいのか、作った後まで任せたいのかを分けて考えると候補を絞りやすくなります。
動画を作る会社とSNSを運用する会社では役割が違う
動画制作会社の中心的な仕事は、映像を完成させることです。
企画を考え、構成や台本を作り、撮影して編集する。必要に応じてナレーション、アニメーション、CGなどを組み合わせ、目的に合った一本の動画へ仕上げます。
SNS運用会社の場合は、コンテンツを継続して発信することが仕事の中心になります。
「来月は何を投稿するか」を考え、画像や動画を制作し、投稿後の反応を確認する。結果を見ながら次の企画を調整するところまで含めて依頼できる会社もあります。
どちらもコンテンツを作りますが、制作物の完成が中心なのか、継続的な発信まで含むのかという違いがあります。
有名な会社より「今回頼みたい仕事」と合っているか
外注先を比較するときは、実績数や取引先企業の名前に目が向きがちです。ただし、大規模な制作実績が豊富だからといって、すべての依頼に向いているとは限りません。
商品紹介動画を一本しっかり作りたいのか、毎週SNSへショート動画を投稿したいのかでも必要な体制は変わります。
予算100万円で一本の映像を制作する案件と、同じ予算を数カ月のSNS運用に使う案件では、外注先に求めるものも違います。
会社そのものを比べる前に、まず「今回、何を任せたいのか」を決めておく。それだけでも外注先探しはかなり整理しやすくなります。
動画・SNS・マーケティング支援では得意な仕事が違う
制作会社のWebサイトを見ると、「企画から対応」「マーケティング支援」「SNS対応」など似た言葉が並んでいることがあります。ただ、実際にどこを得意としているかは会社によって違います。大まかなタイプを知っておくと比較しやすくなります。
動画制作会社は映像を作る工程に強い
動画制作会社へ依頼しやすいのは、完成させたい映像がある程度決まっているケースです。
たとえば、
- 商品・サービス紹介動画
- 会社紹介動画
- 採用動画
- インタビュー動画
- Web広告動画
- YouTube動画
- アニメーション動画
などがあります。
企画段階から相談できる会社であれば、「サービスを分かりやすく紹介したい」といった目的から、動画の構成や表現方法を提案してもらうこともできます。
撮影スタッフや編集者、ディレクターなどが必要になる制作では、こうした体制をまとめて手配できることも外注するメリットです。
SNS運用会社は「作った後」まで扱いやすい
InstagramやTikTok、Xなどは、一度コンテンツを公開して終わるものではありません。
継続して投稿しながら反応を確認し、次の企画や投稿内容を調整していく運用が必要になります。
SNS運用会社では、戦略や投稿企画だけでなく、画像・動画制作、投稿代行、コメント確認、レポート、分析などを組み合わせて依頼できる場合があります。
社内で毎回「次は何を投稿するか」を考える負担を減らしたい場合や、制作だけでなく運用全体を外に出したい場合には検討しやすい選択肢です。
ただし、対応範囲は会社や契約プランによって違います。SNS運用会社だから撮影も広告運用もすべて含まれる、と考えずに確認する必要があります。
マーケティング支援まで含む会社もある
制作会社と運用会社の境界は、完全に分かれているわけではありません。
動画制作を起点に広告やマーケティング支援まで対応する会社もあれば、SNS運用を中心に戦略設計やキャンペーン、広告、分析まで扱う会社もあります。
そのため、「動画制作会社」「SNS運用会社」という会社の分類だけで判断するより、実際に依頼できるサービスの範囲を見る方が確実です。
特に、コンテンツを作ること自体ではなく、認知拡大や問い合わせ獲得、採用応募などの成果まで求める場合は、制作後の活用方法まで相談できるかも比較材料になります。
依頼内容を決めて候補を絞る
外注先を探す前に、細かな仕様書を作る必要はありません。ただ、「何を作るのか」「どこまで任せるのか」くらいは整理しておくと、会社選びも見積もり比較もしやすくなります。
「動画を作りたい」なら用途まで決める
同じ動画制作でも、用途によって必要な制作体制は変わります。
会社紹介やブランドムービーなら、撮影や演出、映像全体のクオリティが重要になるでしょう。
一方、TikTokやInstagramリール、YouTube Shortsなどを継続的に投稿するなら、一本に大きな予算をかけるより、一定の品質を保ちながら継続して制作できる体制の方が重要になることがあります。
Web広告なら、複数パターンを作って反応を比較する運用も考えられます。
「動画制作を頼みたい」だけでなく、どこで、何のために使う動画なのかまで伝えると、制作会社側からも具体的な提案を受けやすくなります。
SNSなら制作と運用を分けて考える
SNSを外注するときは、コンテンツ制作とアカウント運用を分けて考えると整理しやすくなります。
たとえば、企画や投稿作業は社内で行い、画像や動画の制作だけ外注する方法があります。
反対に、素材となる写真や商品情報だけ社内から提供し、投稿企画、制作、投稿、分析までまとめて依頼する方法もあります。
すでに社内にSNS担当者がいるなら制作部分だけを補う。担当者を置く余裕がないなら運用まで任せる、といった選び方もできます。
外注する範囲が広いほど費用は増えやすいため、「制作会社に何をしてほしいのか」を先に切り分けておくことがポイントです。
自社でできる仕事まで外注しなくていい
外注は、すべての作業を丸ごと任せる必要はありません。
たとえば動画なら、企画や出演者の手配は自社で行い、撮影と編集だけを依頼する方法があります。SNSなら、投稿企画は外部と一緒に考えながら、社内で撮影した素材を制作会社に編集してもらう形も考えられます。
逆に、担当者が通常業務とSNS運用を兼任していて時間を取れないなら、細かく分業するより運用全体を任せた方が負担を減らせる場合もあります。
見るべきなのは外注費だけではありません。
社内で誰が、毎月どのくらい作業することになるのか。
ここまで含めて考えると、部分的に外注するか、まとめて任せるかを判断しやすくなります。
おすすめの会社4選
外注先を選ぶときは、会社ごとの「得意な仕事」を見ると違いが分かりやすくなります。ここでは、動画制作を中心とするLOCUS・Crevo、SNS運用を中心とするコムニコ・テテマーチを例に、どんな依頼に向いているのかを整理します。
動画制作を中心に依頼するならLOCUS
LOCUSは、動画制作・映像制作を中心に、動画の活用まで支援している会社です。
公式サイトでは累計2,000社以上、20,000本以上の制作実績を公表しており、動画広告やTVCM、YouTube、商品紹介、採用など幅広い用途に対応しています。実写だけでなくアニメーションなども含め、目的や予算に合わせて制作方法を検討できます。
「会社紹介動画を作りたい」「採用や営業で使える映像が欲しい」「広告用の動画をしっかり作り込みたい」など、まず動画制作そのものを中心に相談したい場合に候補にしやすい会社です。
また、制作だけではなく、動画をどこで活用するかというメディア選定や広告キャンペーンの企画・運用まで支援しています。動画を納品して終わりではなく、その後の活用まで相談したい場合も確認しておきたいポイントです。
Crevoは動画の種類や表現方法から相談しやすい
Crevoも、動画制作を中心に幅広い支援を行っています。公式サイトでは2,000社・10,000件以上の実績を公表しています。
特徴のひとつが、実写だけでなくアニメーションを使った動画制作にも強いことです。モーショングラフィックやインフォグラフィック、3DCGなどにも対応しており、サービス紹介やアプリ紹介など、実写だけでは説明しづらい内容を映像化したい場合にも選択肢になります。
動画制作だけでなく、運用や分析・効果検証、広告運用、SNS運用、LP・サイト制作などにも対応しています。企画から一式で任せるだけでなく、YouTube動画の編集など一部業務だけを依頼することも可能としています。
そのため、「動画を作りたいけれど表現方法がまだ決まっていない」「制作後の活用も相談したい」といった場合に比較しやすい会社です。
SNS運用まで任せるならコムニコ
InstagramやX、TikTokなどを継続して運用したい場合は、動画制作会社とは別の選択肢もあります。
コムニコはSNSマーケティングを中心に、プランニング、アカウント運用代行、コンサルティング、キャンペーン、広告運用、レポート作成などを提供しています。2026年3月末時点で3,000件以上のSNS運用支援実績を公表しています。
向いているのは、「投稿素材だけ作ってほしい」というより、SNSアカウントを継続して動かす仕事まで任せたい場合です。
「投稿企画がマンネリ化している」「社内だけでは運用する時間が足りない」「投稿後の効果検証まで行いたい」といった場合には、プランニングから運用代行、効果検証までまとめて相談できます。
テテマーチはSNSを軸に企画から分析まで考えたい場合に
テテマーチは、SNSマーケティングを軸にした支援を行っています。
Instagram、X、TikTok、YouTubeなどに対応し、戦略設計からコンテンツ制作、分析・改善まで一貫して支援しています。単に投稿を代行するだけでなく、認知拡大、ファンづくり、購買・行動喚起など、SNSを使って何を実現するかというところから考えたい場合に検討しやすい会社です。
SNS広告についても、戦略設計、クリエイティブ制作、配信、改善提案まで対応しています。普段の投稿と広告を別々に考えるのではなく、SNS全体で施策を組み立てたい場合にも選択肢になります。
4社を同じ項目で比較する
4社とも対応領域は広いため、「動画会社」「SNS会社」と完全に分けることはできません。大まかな得意領域から整理すると、次のようになります。
| 会社 | 主な軸 | 向いている依頼 |
|---|---|---|
| LOCUS | 動画制作・動画活用 | 会社紹介、採用、広告など幅広い動画を企画から制作したい |
| Crevo | 動画制作・アニメーション | 実写・アニメーションなど表現方法も含めて動画を相談したい |
| コムニコ | SNS運用・マーケティング | SNSの企画、投稿、運用、効果検証まで継続して任せたい |
| テテマーチ | SNSマーケティング | SNSの戦略、コンテンツ制作、分析・改善までまとめて考えたい |
大事なのは、表だけを見て会社を決めないことです。
LOCUSやCrevoにも動画制作後のマーケティング支援があり、コムニコやテテマーチにもコンテンツ制作があります。
「どの会社が一番幅広いか」ではなく、自社が任せたい仕事を得意領域としているかを見ると比較しやすくなります。
料金を見るときは「含まれている作業」を確認
コンテンツ制作の見積もりは、金額だけを並べても比較しにくいものです。同じ「動画1本」「SNS運用1カ月」でも、その中に含まれている作業が違えば必要な社内工数も変わります。
同じ「動画1本」でも金額だけでは比較できない
動画制作費は、完成する動画の長さだけで決まるわけではありません。
企画や構成、台本を誰が作るのか。撮影は何日行うのか。出演者やスタジオを用意するのか。実写なのかアニメーションなのか。ナレーションやCGが必要なのか。
こうした条件によって制作内容は大きく変わります。
たとえば、同じ1分の動画でも、自社で用意した素材を編集する場合と、企画から撮影まで一式で依頼する場合では必要な作業量が違います。
見積もりを比較するときは総額だけではなく、その金額でどこまでやってもらえるのかを見る必要があります。
SNS運用は月額料金の中身を見る
SNS運用も同じです。
月額料金の中に、
- 投稿企画
- 写真・画像・動画制作
- 投稿作業
- コメントやユーザー反応の確認
- レポート作成
- 分析
- 改善提案
のどこまでが含まれているのかを確認します。
投稿本数が同じでも、素材をすべて自社で用意する契約と、企画や撮影から任せる契約では負担が違います。
特に担当者が通常業務とSNSを兼任している場合は、「素材は毎月御社で用意してください」という条件が思った以上に負担になることがあります。
安い見積もりほど得とは限らない
外注費を抑えるために作業範囲を狭くすると、その分の仕事は社内へ戻ってきます。
企画を考える、撮影素材を用意する、原稿を書く、制作会社へ指示する、投稿する、数字を集計する。これらを社内で行えば、請求金額には表れない工数が発生します。
反対に、社内に企画や撮影ができる担当者がいるなら、必要な制作工程だけ外注した方が効率的なこともあります。
見積もりでは、
外注費 + 自社に残る作業
をセットで見ると、実際の負担を比較しやすくなります。
パートナー選びは相性も大事
制作実績は外注先を選ぶうえで重要な材料ですが、「有名企業の案件が多い」という理由だけで決める必要はありません。自社と近い案件の経験や、制作中の進めやすさまで含めて見る方が、実際の発注では役立ちます。
大手企業の制作実績だけで判断しない
制作会社のWebサイトには、有名企業のロゴや大規模な制作事例が掲載されていることがあります。
もちろん実績を見る材料にはなりますが、自社が依頼する案件と規模が大きく違えば、そのまま参考にできるとは限りません。
確認したいのは、
自社と近い業界・目的・予算・制作規模の事例があるか
です。
たとえば初めて採用動画を作るなら、大規模なテレビCMより採用動画の事例を見る。Instagramを運用したいなら、自社と近い商材やターゲットを扱ったSNS事例を見る、といった方が判断しやすくなります。
修正やコミュニケーションも重要
コンテンツ制作では、最初の依頼だけで完成まで進むことはあまりありません。
構成案を確認し、初稿をチェックし、必要な部分を修正する。SNSなら毎月の企画や投稿内容についてやり取りすることになります。
そのため、担当者とのコミュニケーション方法も確認しておきたいポイントです。
打ち合わせの頻度、連絡方法、確認に使うツール、修正回数など、実際の進め方を聞いておくと発注後のイメージを持ちやすくなります。
継続案件では担当体制を見る
SNS運用やYouTubeなど、数カ月以上続く外注では担当体制も重要になります。
営業担当だけでなく、実際に誰が企画し、誰が制作し、誰が分析するのかを確認しておくと安心です。
特に毎月コンテンツを作る場合は、担当者が自社の商品やブランドを理解していくことも制作の質に関わります。
「実績がある会社か」だけではなく、自社の担当チームがどう動いてくれるのかまで確認すると、長く付き合える外注先かどうかを判断しやすくなります。
問い合わせ・見積もりで確認したいこと
候補をいくつか見つけたら、問い合わせや見積もりの段階で条件を具体的に確認します。料金だけを聞くのではなく、「その金額で何をどこまで任せられるのか」を揃えて比較することが大切です。
どこからどこまでが見積もりに含まれるか
まず確認したいのが、見積もりに含まれる作業範囲です。
動画制作なら、企画、構成、台本、撮影、編集、ナレーション、BGMなど、完成までに複数の工程があります。
SNS運用なら、投稿企画、原稿作成、画像・動画制作、投稿作業、コメント対応、レポート、分析などがあります。
「動画制作一式」「SNS運用一式」だけでは、会社ごとの違いを比較しにくくなります。
見積もりをもらったら、自社で用意するものと外注先が担当するものを分けて確認しておくと、発注後の作業もイメージしやすくなります。
修正回数と追加料金
コンテンツ制作では、初稿を確認して修正する工程が発生します。
ここで確認したいのは、「修正対応可能か」だけではありません。
基本料金に何回まで含まれるのか、大幅な構成変更は追加料金になるのか、撮影後の変更にはどの程度対応できるのかなど、修正の条件まで確認します。
特に動画は、撮影後に「別のシーンも欲しい」となれば再撮影が必要になる場合があります。
発注前に社内で確認する人を決め、企画や構成の段階で意見をまとめておくことも、余計な修正を減らす方法です。
納品後・投稿後まで対応するか
制作物が完成した後の対応も会社によって違います。
動画なら、完成したデータを納品して終了するケースもあれば、YouTubeや広告などでの活用まで支援するサービスもあります。
SNSなら、投稿素材の制作だけを依頼する方法もあれば、実際の投稿、コメント対応、レポート作成、分析、翌月の改善まで任せる方法もあります。
「作るところまで」「公開するところまで」「結果を見て改善するところまで」のどこまで必要なのかを決めておくと、サービス内容を比較しやすくなります。
契約期間と解約条件
SNS運用のような継続契約では、契約期間も確認しておきたいポイントです。
月額料金だけを見るのではなく、最低契約期間があるのか、契約更新はどのように行われるのか、途中で依頼範囲を変更できるのかなども確認します。
最初は一部の業務だけ依頼し、運用が合えば範囲を広げたい場合もあるでしょう。
その場合は、契約内容を途中で調整できるかどうかも外注先選びの材料になります。
同じ依頼条件を各社へ伝える
複数社から見積もりを取るなら、できるだけ同じ条件を伝えます。
最低限まとめておきたいのは、
- 何を作りたい、または運用したいのか
- 何のために使うのか
- 必要な本数や投稿頻度
- 希望する開始時期や納期
- 想定している予算
- 自社で対応できる作業
- 外注したい作業
です。
たとえばA社には「撮影からお願いします」、B社には「素材はこちらで用意します」と伝えてしまえば、見積金額が違って当然です。
細かな仕様を完成させる必要はありませんが、比較するときの条件は揃えておくと判断しやすくなります。
2〜3社を同じ条件で比べて決める
外注先はWebサイトを見ただけで1社に決めるより、候補を絞って実際に相談してみる方が違いをつかみやすくなります。料金だけでなく、提案内容や対応範囲、自社側に残る作業まで含めて比較してみましょう。
最初から1社に絞る必要はない
候補が見つかったら、2〜3社程度に同じ依頼内容を伝えて相談してみる方法があります。
そこで見るのは見積金額だけではありません。
同じ「SNSを強化したい」という相談でも、投稿制作を中心に提案する会社もあれば、運用方法そのものから見直す会社もあります。
動画制作でも、実写を提案する会社、アニメーションを提案する会社、複数の短い動画へ展開する方法を提案する会社など、考え方に違いが出ることがあります。
提案内容を見ることで、その会社が何を得意としているのかも分かりやすくなります。
最後は「自社の手間がどこまで減るか」も見る
外注する目的のひとつは、社内だけでは足りない技術や制作力を補うことです。
同時に、担当者の作業をどこまで減らせるかも重要です。
安く制作できても、毎回細かな指示書を作り、大量の素材を準備し、何度も確認する必要があれば、担当者の負担はそれほど減らないかもしれません。
反対に、企画から相談できる会社へ依頼すれば費用は上がっても、社内では方向性の確認や素材提供だけで進められる場合があります。
外注費、制作物の品質、自社に残る作業量。
この3つを一緒に見ると、金額だけでは分からなかった違いが見えてきます。
外注先探しは「どこが一番」ではなく「何を頼むか」
動画制作会社とSNS運用会社では、得意な仕事が違います。
会社紹介や商品紹介など、完成度の高い映像を作ることが目的なら動画制作を得意とする会社が候補になります。
InstagramやTikTokなどを継続して動かしたいなら、コンテンツ制作だけでなく投稿や分析まで対応できるSNS運用会社が選びやすくなります。
さらに広告やマーケティングまで任せたいなら、その領域まで対応しているかを確認します。
コンテンツ制作の外注先を探すときは、最初から「一番良い会社」を探す必要はありません。
作りたいもの、任せたい範囲、自社でできることを整理し、その仕事を得意としている会社を選ぶ。
この順番で考えると、自社に合った外注先を見つけやすくなります。
よくある質問:
Q. 動画制作会社とSNS運用会社のどちらに頼めばいいですか?
A. 会社紹介や商品紹介など、一本の動画を企画・撮影・編集までしっかり作りたい場合は動画制作会社が候補になります。InstagramやTikTokなどを継続して投稿し、企画や分析まで任せたい場合はSNS運用会社が向いています。まず「動画を作ること」と「SNSを運用すること」のどちらが目的なのかを整理すると選びやすくなります。Q. コンテンツ制作は一部だけ外注できますか?
A. できます。動画の編集だけ、SNS投稿用の画像やショート動画の制作だけなど、必要な工程に絞って依頼できる会社もあります。社内で対応できる仕事を残しておけば、外注費を抑えながら制作力を補うこともできます。Q. 外注先を比較するとき、料金以外で特に見るべき点は?
A. 得意分野、対応範囲、修正回数、制作体制、契約期間、自社側に残る作業を確認します。特に「素材や企画をどこまで自社で準備する必要があるか」は重要です。見積金額だけでなく、発注後に自社で発生する作業まで含めて比較すると判断しやすくなります。


