同じ研修を何度もやっていませんか?研修動画を“教育資産”に変えて運用効率をアップする方法

研修・人材育成

こんにちは。株式会社ネクフルです。

研修動画というと、オンライン研修やeラーニングをイメージするかもしれません。しかし実務では、「同じ説明を何度も行う」「欠席者へ個別対応する」「担当者が変わるたびに内容を引き継ぐ」といった負担を減らす手段として活用されることもあります。大切なのは動画を作ることではなく、繰り返し使える状態で残すこと。研修動画を教育資産として活かすための考え方と運用のポイントを整理します。

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  1. 研修で毎年同じ内容を説明していませんか?
    1. 新人研修だけではなく、毎年繰り返される説明は多い
    2. 担当者が変わっても内容はほとんど同じというケースもある
    3. 「その都度実施する前提」が当たり前になっていないか
  2. 研修動画は「オンライン研修」とは少し違う
    1. 研修動画の目的はオンライン化だけではない
    2. 何度も活用できる教材として残せる
    3. 属人的な説明を標準化しやすくなる
  3. 一度作った動画は繰り返し使える
    1. 欠席者フォローがしやすくなる
    2. 復習教材として活用できる
    3. 拠点や勤務形態による受講機会の差を減らしやすい
    4. 研修担当者の負担を分散しやすい
  4. 新人研修だけではない、研修動画が活躍する場面
    1. コンプライアンス研修
    2. 情報セキュリティ研修
    3. 管理職向け研修
    4. 業務手順・システム操作説明
    5. 社内ナレッジ共有
  5. 動画化に向いている研修、向いていない研修
    1. 毎回説明内容がほぼ同じ研修は動画化しやすい
    2. 手順説明や知識共有も相性が良い
    3. ディスカッション中心の研修は対面が向く場合もある
    4. 動画か対面かではなく組み合わせで考える
  6. 動画を作っただけで終わるケースに共通する課題
    1. どこに保存したか分からなくなる
    2. どれが最新版か分からなくなる
    3. 動画が増えるほど探しにくくなる
    4. 誰も見なくなり更新も止まる
  7. 教育資産として残る動画運用の考え方
    1. 動画を作る前に保管場所を決める
    2. タイトルやカテゴリを統一する
    3. YouTube限定公開・LMS・社内配信を目的で使い分ける
    4. 「作業場所」と「保管場所」を分ける
    5. 探せる状態を維持する仕組みを作る
  8. 研修動画は「教材」ではなく「会社の知識を残す仕組み」
    1. 研修動画の価値は視聴回数だけでは測れない
    2. 教育資産として蓄積できるかが重要
    3. 動画制作より運用設計が成果を左右する

研修で毎年同じ内容を説明していませんか?

研修というと新入社員向けを思い浮かべることが多いですが、実際には毎年同じ説明を繰り返している研修は少なくありません。その積み重ねが担当者の負担になっていることもあります。

新人研修だけではなく、毎年繰り返される説明は多い

企業で実施される研修には、毎年ほぼ同じ内容を扱うものが数多くあります。

たとえばコンプライアンス研修、情報セキュリティ研修、ハラスメント研修、安全衛生教育などは、法令や社内ルールの変更がない限り、大きく内容が変わることはありません。

また、業務システムの使い方や社内ルールの説明も同様です。対象者が変わるだけで、説明する内容そのものは前年とほぼ同じというケースも珍しくありません。

もちろん研修を実施すること自体には意味があります。しかし、「毎年説明している内容」と「毎年考えてもらいたい内容」を分けて考えると、運用の選択肢が広がります。

担当者が変わっても内容はほとんど同じというケースもある

研修担当者や講師が変わることは珍しくありません。

異動や退職、組織変更によって担当者が入れ替わるたびに、資料や説明内容を引き継いでいる企業も多いでしょう。

ただ、引き継がれている内容を見てみると、毎回ゼロから作り直しているわけではなく、過去の資料をベースに少し修正して使っていることも少なくありません。

一方で、説明の仕方や補足内容は担当者ごとに変わります。

その結果、

  • 拠点によって説明内容が違う
  • 受講者によって理解度に差が出る
  • 引き継ぎのたびに確認作業が発生する

といった状況が起こります。

内容が変わらない部分については、動画として残しておくことで引き継ぎの負担を軽減できる場合があります。

「その都度実施する前提」が当たり前になっていないか

研修は開催するもの。

多くの企業では、その考え方が自然に定着しています。

そのため、

  • 欠席者が出たら個別対応する
  • 中途入社者向けに再度説明する
  • 拠点ごとに同じ説明を繰り返す

といった運用も当たり前になりがちです。

もちろん、その場でしか伝えられない内容もあります。

一方で、毎回同じ説明をしている部分については、「その都度実施する」以外の方法も考えられます。

研修をイベントとして捉えるのではなく、繰り返し活用できる教材として残す発想を持つことで、教育の進め方は大きく変わってきます。

研修動画は「オンライン研修」とは少し違う

研修動画という言葉から、オンライン研修やeラーニングを連想することもあるかもしれません。しかし実務では、受講方法を変えるためだけでなく、教育内容を残すために活用されることもあります。

研修動画の目的はオンライン化だけではない

動画を使う理由として、「会場に集まらなくても受講できる」という点がよく挙げられます。

確かにそれも大きなメリットですが、実際の運用ではそれだけではありません。

たとえば、

  • 同じ説明を何度も行わなくて済む
  • 中途入社者向けにすぐ共有できる
  • 欠席者対応を簡単にできる

といった使い方もあります。

つまり、研修動画は研修の実施方法を変えるだけでなく、教育業務そのものを整理する手段にもなります。

何度も活用できる教材として残せる

対面研修は、その場で終わることがほとんどです。

一方、動画は一度作成すると何度でも利用できます。

新入社員が入社したとき。

異動者が発生したとき。

新しい拠点が増えたとき。

そのたびにゼロから準備する必要がありません。

特に説明内容が変わりにくい研修では、動画として蓄積することで教育資産として活用しやすくなります。

属人的な説明を標準化しやすくなる

研修品質を揃えることは、意外と難しい課題です。

同じ資料を使っていても、

  • 強調するポイント
  • 補足説明
  • 話す順番

は講師によって変わります。

その違いが受講者の理解度に影響することもあります。

動画を活用すると、共通部分を統一した状態で伝えやすくなります。

もちろん質疑応答やディスカッションまで動画で置き換える必要はありません。

共通説明は動画で行い、対話や確認は別途実施する。

そのように役割を分けることで、教育品質のばらつきを抑えやすくなります。

一度作った動画は繰り返し使える

研修動画の価値は「配信できること」だけではありません。繰り返し活用できる状態になることで、教育運営そのものが少しずつ変わっていきます。

欠席者フォローがしやすくなる

研修当日に欠席者が出ることは珍しくありません。

対面研修だけの場合、

  • 個別説明を行う
  • 別日程を用意する
  • 資料だけ共有する

といった対応が必要になります。

動画があれば、まずは同じ内容を視聴してもらうことができます。

担当者の負担を減らしながら、受講機会も確保しやすくなります。

復習教材として活用できる

研修は受講しただけで定着するとは限りません。

特に業務手順やシステム操作などは、実際に業務を始めてから見返したくなることもあります。

動画として残しておけば、

  • 忘れた部分を確認する
  • 操作手順を見直す
  • 新しい担当者へ引き継ぐ

といった場面で活用できます。

一度受講して終わりではなく、必要なときに参照できる状態を作れることも動画の強みです。

拠点や勤務形態による受講機会の差を減らしやすい

複数拠点を持つ企業やリモートワークを導入している企業では、全員が同じ研修を同じタイミングで受講することが難しい場合があります。

動画を活用すれば、場所や時間の制約を受けにくくなります。

集合研修を完全になくす必要はありませんが、基礎知識の共有を動画で行うことで、受講機会の差を小さくしやすくなります。

研修担当者の負担を分散しやすい

研修担当者の仕事は、当日の進行だけではありません。

資料準備、日程調整、欠席者対応、問い合わせ対応など、多くの業務があります。

説明部分を動画化することで、担当者は個別フォローや受講者とのコミュニケーションなど、人が対応した方が価値の高い業務に時間を使いやすくなります。

動画は担当者を不要にするものではありません。

むしろ、担当者が本来注力したい業務へ時間を振り向けるための仕組みとして活用できます。

新人研修だけではない、研修動画が活躍する場面

研修動画というと新人研修向けのイメージを持たれがちですが、実際にはさまざまな場面で活用されています。共通しているのは、「何度も説明する必要がある内容」や「受講者が後から見返したい内容」です。

コンプライアンス研修

コンプライアンス研修は、毎年実施する企業も少なくありません。

法令改正や社内ルールの変更がない限り、基本的な説明内容は大きく変わらないため、動画化との相性は良好です。

特に、

  • ハラスメント防止
  • 情報管理
  • 社内規程の理解

などは、共通説明部分を動画化しておくことで運用しやすくなります。

対面研修を完全になくす必要はありません。

基礎知識の説明を動画で行い、その後に事例検討やディスカッションを実施する形で運用している企業もあります。

情報セキュリティ研修

情報セキュリティは、新入社員だけでなく全社員向けに継続して実施されることが多いテーマです。

パスワード管理やフィッシングメール対策、情報持ち出しルールなどは、毎年説明する内容が似ています。

また、実際にトラブルが発生した際にも、

「まずはこの動画を見てください」

という形で共有しやすいという特徴があります。

短い動画を複数用意しておくと、必要なテーマだけを視聴しやすくなるため、受講者側の負担も抑えられます。

管理職向け研修

管理職向け研修は対話やケーススタディが重要なため、すべてを動画化する必要はありません。

一方で、

  • 評価制度の説明
  • 労務管理の基本知識
  • ハラスメント対応の基礎

などは共通内容として動画化しやすいテーマです。

事前学習として動画を視聴してもらうことで、集合研修では議論や意見交換に時間を使いやすくなります。

業務手順・システム操作説明

動画との相性が特に良いのが業務手順やシステム操作です。

文章やマニュアルだけでは伝わりにくい操作も、画面を見せながら説明すると理解しやすくなります。

また、受講者にとっても、

「どこをクリックするんだっけ」

「この操作の順番を確認したい」

という場面で見返しやすいという利点があります。

特に業務システムの操作説明は、研修動画というより業務マニュアルとして長く活用されるケースもあります。

社内ナレッジ共有

ベテラン社員の知識や経験を残したいという場面でも動画は活用できます。

たとえば、

  • 商談の進め方
  • クレーム対応の考え方
  • 現場での判断ポイント

などは文章だけでは伝わりにくいことがあります。

もちろん全てを動画化する必要はありませんが、将来的に引き継ぎたい知識を記録しておく手段としては有効です。

退職や異動のたびにノウハウが失われることに悩んでいる企業にとっては、教育資産を増やす取り組みのひとつになり得ます。

動画化に向いている研修、向いていない研修

動画化には多くのメリットがありますが、すべての研修が動画向きというわけではありません。何を動画にするかを見極めることで、運用しやすさも大きく変わります。

毎回説明内容がほぼ同じ研修は動画化しやすい

動画化しやすい研修の特徴はシンプルです。

説明内容が大きく変わらないこと。

たとえば、

  • 社内ルール
  • 各種制度説明
  • コンプライアンス
  • セキュリティ教育

などは代表例です。

担当者が毎回同じ話をしているのであれば、動画化による効果を感じやすいかもしれません。

逆に毎回内容が変わる研修は、動画を更新する負担の方が大きくなる場合があります。

手順説明や知識共有も相性が良い

業務手順や知識共有も動画化しやすいテーマです。

特に画面操作や機器操作などは、文章より動画の方が伝わりやすいケースが多くあります。

また、受講者側も必要な箇所だけ見返せるため、研修資料より実務で活用されることもあります。

「一度受講したら終わり」ではなく、「必要になったら見返す」という使い方ができる点は動画ならではの特徴です。

ディスカッション中心の研修は対面が向く場合もある

一方で、動画だけでは難しい研修もあります。

たとえば、

  • グループワーク
  • ロールプレイ
  • 意見交換
  • ケーススタディ

などです。

こうした研修は、参加者同士のやり取りそのものに価値があります。

動画で事前学習を行うことはできますが、本編まで動画で置き換える必要はないかもしれません。

動画か対面かではなく組み合わせで考える

動画化を検討すると、

「全部動画にするか」

「全部対面にするか」

という考え方になりがちです。

しかし実際には、その中間にさまざまな運用方法があります。

たとえば、

内容動画対面
制度説明
操作説明
基礎知識共有
グループワーク
ケース討議
質疑応答

共通説明は動画。

議論や確認は対面。

このように役割を分ける方が運用しやすいケースも少なくありません。

動画を作っただけで終わるケースに共通する課題

研修動画の失敗は、動画の品質よりも運用面で起こることが多くあります。最初は活用されていても、数年後には誰も見なくなっているというケースも珍しくありません。

どこに保存したか分からなくなる

意外と多いのが保管場所の問題です。

共有フォルダ、クラウドストレージ、社内ポータル、個人PCなど、保存先がバラバラになると探すだけでも手間がかかります。

作成した担当者しか場所を知らない状態になると、異動や退職のタイミングで活用できなくなることもあります。

どれが最新版か分からなくなる

動画が複数存在すると、

  • 修正版
  • 最終版
  • 最新版

が混在することがあります。

研修担当者は最新版だと思って共有していても、受講者は古い動画を見ていたということも起こり得ます。

資料管理と同じように、動画にも版管理の考え方が必要です。

動画が増えるほど探しにくくなる

最初は数本だった動画も、数年運用すると数十本になることがあります。

すると、

「新人向けはどれだろう」

「セキュリティ研修はどこだろう」

と探す時間が増えていきます。

動画は増えるほど価値が出る反面、整理されていないと使いにくくなるという特徴があります。

誰も見なくなり更新も止まる

研修動画の価値は、存在していることではなく使われることです。

しかし、

  • 更新担当者が決まっていない
  • 利用状況を確認していない
  • 古い内容が放置されている

という状態になると、徐々に活用されなくなります。

動画制作は一度で終わりますが、教育資産として活用するためには継続的な管理も必要になります。

実際には高機能な仕組みよりも、

  • 誰が更新するのか
  • どこに保管するのか
  • どう探すのか

を決めておく方が、長く運用しやすいことも少なくありません。

教育資産として残る動画運用の考え方

研修動画は作成した時点ではまだ教育資産ではありません。必要な人が必要なタイミングで見つけられ、継続的に活用できる状態になってはじめて価値が生まれます。運用を考えずに動画を増やしてしまうと、数年後に活用されなくなることもあります。

動画を作る前に保管場所を決める

意外と見落とされがちなのが保管場所です。

研修動画の作成が先行すると、

  • 動画ファイルは共有フォルダ
  • 編集データは担当者PC
  • 公開版は動画サービス

という状態になりやすくなります。

これでは担当者が変わったときに管理が難しくなります。

研修動画を作る前に、

  • 完成版はどこに置くのか
  • 誰が管理するのか
  • 受講者はどこから見るのか

を決めておくと運用しやすくなります。

特に複数部署で利用する場合は、「誰でも探せる場所」を先に決めておく方が後々の負担を減らせます。

タイトルやカテゴリを統一する

動画が増えるほど重要になるのが命名ルールです。

例えば、

  • 新人研修①
  • 新人研修最新版
  • 新人研修2025修正版

といった名前が混在すると、どれを見れば良いのか分からなくなります。

一方で、

  • 新人研修_2025年度版
  • 情報セキュリティ研修_全社員向け
  • 管理職研修_評価制度編

のようにルールを統一しておくと探しやすくなります。

また、カテゴリもあらかじめ決めておくと管理しやすくなります。

例えば、

カテゴリ内容
新人研修入社時教育
コンプライアンス法令・規程関連
セキュリティ情報管理関連
管理職研修マネジメント関連
業務マニュアル操作説明・業務手順

といった形です。

動画を増やすことよりも、探しやすい状態を維持することの方が重要になる場面もあります。

YouTube限定公開・LMS・社内配信を目的で使い分ける

どこで動画を配信するかによって、運用のしやすさは変わります。

代表的な方法を整理すると次のようになります。

配信方法向いているケース
YouTube限定公開手軽に始めたい
LMS受講管理や履歴管理が必要
社内動画配信システム動画数が多く長期運用したい

YouTubeの限定公開は導入しやすく、視聴環境も安定しています。

一方で、

  • 誰が視聴したか把握したい
  • テストや受講履歴も管理したい

という場合はLMSの方が向いていることがあります。

また、動画本数が増えてくると、検索性や管理性を重視した動画配信システムを選択するケースもあります。

重要なのは機能の多さではなく、実際の運用に合っているかどうかです。

「作業場所」と「保管場所」を分ける

研修動画は作る場所と保管する場所を分けて考えると管理しやすくなります。

例えば、

  • 編集中のデータ
  • 素材データ
  • 仮版動画

は制作チームの作業場所で管理する。

一方で、

  • 社内公開版
  • 研修受講用動画
  • 正式な最新版

は保管場所に集約する。

この考え方は文書管理でもよく使われています。

動画でも同様に整理しておくことで、

「どれが正式版なのか分からない」

という状態を防ぎやすくなります。

探せる状態を維持する仕組みを作る

研修動画の価値は、必要な時に見つけられるかどうかで大きく変わります。

せっかく良い動画があっても、

  • タイトルが分からない
  • 保管場所が分からない
  • 対象者が分からない

という状態では活用されません。

そのため、

  • カテゴリを付ける
  • 対象者を明記する
  • 更新日を記載する

といったルールを設けておくと探しやすくなります。

実務では動画制作そのものよりも、「あとから見つけられる状態を維持すること」の方が長く効いてくることも少なくありません。

研修動画は「教材」ではなく「会社の知識を残す仕組み」

研修動画を導入するときは、動画制作そのものに意識が向きがちです。しかし本当に残したいのは動画ではなく、その中にある知識やノウハウです。

研修動画の価値は視聴回数だけでは測れない

動画配信サービスでは視聴回数を確認できます。

ただ、社内研修の場合は再生回数が多ければ成功とは限りません。

例えば、

  • 年に数回しか見られない
  • 必要な人だけが視聴する

という動画もあります。

それでも、

  • 中途入社者教育
  • 異動時の引き継ぎ
  • 欠席者フォロー

に活用できているのであれば十分価値があります。

社外向け動画のように再生数を追う必要はありません。

教育資産として蓄積できるかが重要

研修動画の価値は時間とともに積み上がることがあります。

1本の動画だけでは効果を感じにくくても、

  • コンプライアンス
  • セキュリティ
  • 管理職教育
  • 業務マニュアル

と蓄積されていくと、社内の教育基盤として機能し始めます。

そのたびに資料を作り直したり説明したりする負担も減らしやすくなります。

動画そのものではなく、会社の知識を蓄積しているという視点で考えると、運用の優先順位も見えやすくなります。

動画制作より運用設計が成果を左右する

高品質な動画を作っても、誰も見つけられなければ活用されません。

反対に、シンプルな内容でも、

  • 保管場所が決まっている
  • 探しやすい
  • 更新ルールがある

という状態であれば長く活用されることがあります。

研修動画の成功を左右するのは撮影機材や編集技術だけではありません。

誰が管理し、どこに保管し、どう活用するのか。

そうした運用設計まで含めて考えることで、動画は単なる教材ではなく、会社の知識を残す仕組みとして機能しやすくなります。


よくある質問:
Q. 研修動画はどのくらいの長さで作るのが良いですか?
A. 内容にもよりますが、1本にまとめるよりもテーマごとに10〜20分程度へ分割した方が見返しやすくなります。特に業務手順やルール説明は、必要な箇所だけ視聴できる形の方が運用しやすい傾向があります。

Q. 研修動画はYouTube限定公開でも問題ありませんか?
A. 社内向け研修であれば、YouTubeの限定公開を利用する企業もあります。ただし、受講履歴の管理やテスト機能が必要な場合はLMSの方が向いています。動画本数や運用ルールに合わせて選ぶことが大切です。

Q. まず動画化するなら、どの研修から始めるべきですか?
A. 毎年同じ内容を説明している研修から始めるのがおすすめです。コンプライアンス研修、情報セキュリティ研修、業務システムの操作説明などは動画化しやすく、繰り返し活用しやすいため効果を実感しやすいテーマです。

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