ゼロから始めてインフルエンサーとコラボする!動画コラボ実現までの5ステップ

バズる動画

こんにちは。株式会社ネクフルです。

動画をもっと広めたいと思ったとき、頼れるのがインフルエンサーの存在です。ただ、いきなり声をかけるのはハードルが高いし、どう動けばいいのか迷うことも多いはず。この記事では、コラボまでの道のりを段階ごとに整理しながら、無理なく関係を築いていくための方法を紹介していきます。

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  1. インフルエンサーとのコラボで何が変わる?
    1. 「この人と一緒に出てる」だけで広がり方が変わる
    2. 拡散力を生むのは“信頼のある人物との共演”
    3. 単独で届かない場所に、共演が届く
  2. インフルエンサーへのアプローチ、どうしたらいい?
    1. 突然のDMが届いたら、どう思うか
    2. 相手が気にするのは“準備があるかどうか”
    3. 相手にとって“組む意味”が見えるかどうか
  3. 信頼は少しずつ育てていく
    1. 続けている人はそれだけで強い
    2. 拡散だけじゃない、コラボで得られる効果
  4. コラボを断られる原因の多くは“準備不足”
    1. ふわっとした企画では話が進まない
    2. 不安を与える要素は先に潰しておく
    3. 相手にとって“出る意味がある”ようにする
  5. コラボのための5つのステップ
    1. 発信を続けて“ちゃんとした人”と思われる
      1. プロフィールは名刺代わり
      2. 投稿頻度は“動いている証拠”になる
    2. 実績は“数字より中身”で信頼を作る
      1. ポートフォリオとして見せられる状態に
    3. 小さなコラボから経験を積む
      1. 無理なく始められる相手の探し方
    4. 提案力で“中堅層”にも通るようになる
      1. 相手の世界観とズレない提案にする
    5. 有名インフルエンサーは“案件”としてアプローチする
      1. 案件化するために必要な準備
  6. コラボが通る人の共通点は?
    1. 相手にとっての“メリット”を言葉にできている
    2. 撮影・編集の“手離れ”がよく見える
    3. 発信している空気感が柔らかく、誠実に見える
  7. 小さな信頼から始まるコラボのかたち
    1. 無名でも声をかけてもらえるようになった配信者の話
      1. ポイントは“自分から持ち上げない”
    2. 地域や業界を超えて広がった意外なコラボ
      1. 離れていてもつながれる“テーマの近さ”
    3. コメントや引用投稿から信頼を育てた例
      1. リアクションを重ねることで“名前を覚えてもらう”
  8. コラボは“価値づくり”の“相棒探し”
    1. 見られる動画より“伝わる動画”を一緒に作る
    2. 最初の準備が“また一緒にやりたい”を生む

インフルエンサーとのコラボで何が変わる?

フォロワーを伸ばすために動画を投稿していても、なかなか広がらない。そんな壁を感じたときに頼れるのが“誰かと一緒に発信する”という方法です。インフルエンサーとのコラボは、ただの話題づくりではなく、届け方そのものを変える手段になります。

「この人と一緒に出てる」だけで広がり方が変わる

インフルエンサーと共演する動画は、投稿者自身のフォロワー層だけでなく、相手のフォロワー層にも自然と届きやすくなります。たとえば、普段は届かない属性や関心層にもリーチできるのが大きな特徴です。

たとえばTikTokで活躍する美容系クリエイターとコラボすれば、自分のフォロワーが興味を持っていない層にも動画が届きます。しかも、それが「おすすめ」として表示されることで、自然な形で拡散の輪が広がっていきます。

拡散力を生むのは“信頼のある人物との共演”

誰と組むかはとても重要です。フォロワー数だけでなく、“その人が何に信頼されているか”が動画の印象を左右します。例えば、教育系インフルエンサーと一緒に真面目なコンテンツを発信すれば、動画自体に説得力が生まれます。

動画の再生数が伸びる要因は、内容そのものよりも「誰が出ているか」という要素が大きく影響することも珍しくありません。信頼されている人との共演は、それだけで“見る価値がある”と感じてもらえる入口になります。

単独で届かない場所に、共演が届く

共演には、いわば“信用のショートカット”のような力があります。まだ自分の存在を知らない人に届くとき、動画内容だけで信頼を得るのは難しいものです。でも、すでに信頼を得ている誰かと一緒に出演していれば、その信用を借りる形で見てもらえる確率がグッと高まります。

動画づくりにおいて、「どんな内容にするか」だけでなく「誰と一緒に届けるか」も戦略の一部です。コラボはバズらせるための裏技ではなく、“届け方を設計するひとつの方法”として捉えるのが自然です。

インフルエンサーへのアプローチ、どうしたらいい?

「この人と組みたい!」という気持ちだけでは、インフルエンサーとのコラボは実現しません。相手から見て“話を受けたくなる状況”が整っていないと、たとえ内容が良くても断られることもあります。まずは、なぜうまくいかないのかを知っておくことが大切です。

突然のDMが届いたら、どう思うか

もしあなたがインフルエンサーだったとして、まったく知らないアカウントから突然「コラボしませんか?」とDMが来たらどう感じるでしょうか。興味を持つどころか、戸惑いのほうが大きくなるはずです。

知らない人からの突然の提案には、何よりも“安心材料”が不足しています。相手の投稿スタイルも、撮影の進め方も、動画の編集方針もわからないまま、ただ「出てください」と言われても判断できないのは当然です。

相手が気にするのは“準備があるかどうか”

インフルエンサーは、自分の発信が信用に直結する立場です。だからこそ「誰と組むか」には慎重です。実績がある人だけでなく、ちゃんとした準備ができている人、誠実に対応してくれそうな人かどうかを見ています。

以下のような点が整っていないと、コラボはほぼ成立しません。

整っていないケース相手の感じ方
プロフィールが曖昧どんな動画を作っているのか不明
過去動画がない撮影や編集のレベルがわからず不安
提案がふわっとしてる何をどのくらい依頼されるのか想像できない
ギャラや条件が不明確時間と手間が読めず断りやすい

「いきなり声をかけるとうまくいかない」というのは、相手の立場を考えれば自然なことです。コラボを実現したいなら、“相手が安心できる条件”を整えることから始める必要があります。

相手にとって“組む意味”が見えるかどうか

有名な人にお願いすれば拡散される。そう考えていると、提案の中身が一方的になってしまいます。でも、相手にとって“組む意味があるかどうか”が伝わらないと、受けてもらえることはまずありません。

相手にも時間とスケジュールがある以上、「出てあげる」理由が必要です。それが企画の魅力でもいいし、編集クオリティでもいいし、ターゲット層の相性でも構いません。“ギブの設計”がない状態で依頼をすると、印象だけ悪く残ってしまうこともあります。

コラボは“お願いする側”ではなく、“一緒に価値をつくる側”としての提案ができて初めて話が動き出します。始まり方を間違えると、その後のチャンスも遠ざかります。だからこそ、まずは相手の視点から設計し直すことが、いちばんの近道です。

信頼は少しずつ育てていく

インフルエンサーとのコラボを実現するうえで、欠かせないのが“信頼される存在”になることです。発信の内容や頻度、企画の丁寧さなど、小さな積み重ねが「この人なら大丈夫そう」という安心感につながります。

続けている人はそれだけで強い

毎週決まったタイミングで投稿している、反応があったコメントに丁寧に返している。そうした当たり前のような動きこそが、継続して活動している証になります。

インフルエンサー側にとって大事なのは、ちゃんと約束を守ってくれるかどうか。たとえフォロワーが多くなくても、信頼できる人とのコラボは断りにくいものです。

拡散だけじゃない、コラボで得られる効果

一緒に動画に出ることによって、数字的なメリット以外にも次のような価値が生まれます。

効果内容
拡散力お互いのフォロワーに届きやすくなり、自然な拡散が期待できる
共感一緒に作っている雰囲気が視聴者に伝わり、親しみや人柄が届きやすくなる
信頼の裏付け相手の信用を借りる形になり、自分の動画にも“安心して見られる”印象がつく

「誰と一緒にいるか」は、時に内容以上に大きなインパクトを持ちます。共演によってその人の信頼感をシェアしてもらえることは、無名の投稿者にとって非常に心強い後押しになります。

コラボを断られる原因の多くは“準備不足”

せっかく連絡を取っても「スルーされた」「保留にされたまま音沙汰なし」という経験をしたことがある人もいるかもしれません。その理由は、企画や進行の準備が足りていないケースがほとんどです。

ふわっとした企画では話が進まない

“なんとなくやってみたい”という気持ちだけで誘っても、相手には伝わりません。「どんな内容なのか」「どんな役割をお願いしたいのか」が曖昧なままだと、断る理由を与えてしまいます。

  • 見てくれるターゲットは誰か
  • 何分くらいで、どんな内容になるか
  • どんな雰囲気の動画に仕上がるか

このあたりがはっきりしていると、相手も具体的にイメージしやすくなります。

不安を与える要素は先に潰しておく

「いつ撮影するのか」「どこで公開されるのか」「報酬はあるのか」など、相手が気にするポイントは事前に伝えておくのが基本です。

準備が足りない例相手に伝わる不安
撮影日が未定スケジュールが組みにくく、真剣度が低く見える
公開先が不明動画の使われ方に不安を感じる
ギャラ未提示自分の労力を軽く見られていると感じる

報酬を出せない場合も、事前にその理由やお礼の形(宣伝協力、他の出演機会など)を明記しておくことで、納得感がまったく違ってきます。

相手にとって“出る意味がある”ようにする

最終的に大切なのは、「この企画に出ることで自分にとってプラスがあるかどうか」という視点です。ギャラ、拡散効果、内容の魅力、共感できるテーマ……何かひとつでも相手にとっての“得”があれば、前向きに検討してもらえる可能性は高まります。

“お願いする側”ではなく、“一緒に育てるパートナー”として声をかける意識が、反応の違いを生みます。少しでも信頼を感じてもらえるように、まずは丁寧に準備してからアプローチしましょう。

コラボのための5つのステップ

信頼や実績がゼロの状態からでも、ステップを踏んでいけばインフルエンサーとのコラボは十分に目指せます。大事なのは、段階を飛ばさず、今の自分に合ったやり方で進んでいくことです。

発信を続けて“ちゃんとした人”と思われる

コラボをお願いする立場であっても、まずは「この人はちゃんと活動しているな」と思ってもらえることが前提です。プロフィールや投稿内容に一貫性がある、SNSが放置されていない、過去の動画が見られるなど、基本的な“整え”が信頼の第一歩になります。

プロフィールは名刺代わり

  • 活動ジャンルが一目でわかる肩書きを入れる
  • 投稿先リンクを掲載し、SNSごとの温度差を減らす
  • アイコンや名前に迷いがない(急な変更を避ける)

投稿頻度は“動いている証拠”になる

月に1回以下では、発信者としての存在感はかなり薄れてしまいます。週1回、もしくは短尺動画なら週2本を目安にして、アクティブな印象を保ちましょう。

実績は“数字より中身”で信頼を作る

フォロワーが少なくても、積み上げた投稿数やコツコツ続けてきたシリーズがあれば、それだけで信用になります。見られた回数や拡散数より、「どんな動画をどう届けてきたか」を整理しておくことが大切です。

ポートフォリオとして見せられる状態に

  • 投稿済みの中から5本程度を“代表作”としてまとめておく
  • 再生回数やコメント数など、定量データも添えると説得力が増す
  • 「こんな動画を作っている人なんだな」と伝わるラインナップにする

小さなコラボから経験を積む

いきなり有名な人に依頼するのではなく、同じくらいの規模感の発信者と組んで動画を作ることで、相手の対応や企画進行の練習にもなります。結果的に「他の人と組んだ実績」として次の提案にもつながります。

無理なく始められる相手の探し方

条件探し方の例
同ジャンルで活動している人関連タグやリプ欄から見つける
地域が近い人地元アカウント、店舗系クリエイターなど
企画系の参加型タグを使っている人TikTokの#コラボ募集系タグなど

共演の前段階として「リアクション動画」「オマージュ投稿」「引用コメント」など、相手を紹介する形から始めるのもおすすめです。

提案力で“中堅層”にも通るようになる

実績が少しずつ積み上がってきたら、フォロワー数が数万〜10万前後の中堅インフルエンサーにも提案が通る可能性が出てきます。ここで必要なのは“企画そのものの魅力”です。

相手の世界観とズレない提案にする

  • 相手の過去動画を見て、文脈に合ったテーマを選ぶ
  • 「こういう内容なら○○さんが映える」と伝える
  • 動画の目的やメリットを最初に明示する

テンプレ提案ではなく、“なぜこの人なのか”という理由があると、相手の反応も変わります。

有名インフルエンサーは“案件”としてアプローチする

フォロワー数が10万人を超えるようなインフルエンサーの場合、コラボというより「出演依頼」としての形式が求められます。この段階では、直接のDMよりも“案件化”が現実的です。

案件化するために必要な準備

項目内容例
企画書動画の概要、目的、スケジュール、ギャラなどを明記
提案方法所属事務所の問い合わせフォームや制作会社経由
撮影・公開スケジュール具体的な日程が記載されたタイムラインを添付
実績資料過去の制作物や過去に組んだ発信者とのコラボ例をまとめる

仕事として成立させることで、初対面でも安心してやり取りしてもらえる確率が高まります。

コラボが通る人の共通点は?

動画のクオリティや発信力だけでなく、「提案されたら出てみたくなる」空気感を持っている人がいます。コラボの打診がうまく通る人には、いくつかの共通点があります。

相手にとっての“メリット”を言葉にできている

提案の中で「こちらがしてほしいこと」は語られても、「相手にとっての得」が伝わっていないケースは意外と多いものです。

  • 新しい視聴層にリーチできる
  • 動画での見せ場をちゃんと用意している
  • シェアや再活用の自由度を保証している

こうしたメリットが伝わると、「出てあげる」ではなく「一緒にやってみたい」になりやすくなります。

撮影・編集の“手離れ”がよく見える

相手にとって負担が少ないように見せることも重要です。

  • 撮影はオンライン対応も可能
  • 編集はすべてこちらで行う
  • NG箇所は事前にカット相談できるようにする

スムーズなやり取りが想像できると、それだけで心理的なハードルは下がります。

発信している空気感が柔らかく、誠実に見える

最終的には、フォロワー数や動画の内容以上に「この人と組んで気持ちよくやれそうか」が判断材料になります。

  • SNSで他人をけなしていない
  • 過度に尖った投稿や対立的な表現を避けている
  • 過去に揉めたコラボがない(これは検索されます)

日頃の投稿やリアクションの積み重ねが、「一緒に仕事できる人かどうか」を決めていると言っても過言ではありません。小さな信頼と雰囲気づくりが、最終的な判断を左右する大きなポイントになります。

小さな信頼から始まるコラボのかたち

実績やフォロワー数がそれほど多くなくても、地道に信頼を積み重ねてコラボを実現した例は数多くあります。共通しているのは、「まずは信頼される存在になる」ことを意識していた点です。ここでは、実際の事例をもとに、どんなステップでつながりが生まれたのかを紹介します。

無名でも声をかけてもらえるようになった配信者の話

美容ジャンルで活動していた20代女性の例。フォロワー数は2000人ほどでしたが、自分の肌悩みをリアルに語り、視聴者とのやりとりを大切にしていたことで、信頼感のあるアカウントとしてじわじわと反響が広がっていきました。

ある日、有名インフルエンサーの配信で紹介されたコスメについて、丁寧なレビュー動画を出したところ、それが引用RTされ、そこから「今度一緒にライブしませんか?」というDMが届いたそうです。

ポイントは“自分から持ち上げない”

彼女がやっていたのは、自分の言葉で紹介すること。媚びるのではなく、使ってみて感じたことをまっすぐ伝える姿勢が、インフルエンサー側にも刺さったのだといいます。

地域や業界を超えて広がった意外なコラボ

関西で地元紹介系の動画を投稿していた男性が、関東の飲食系インフルエンサーとコラボに至ったケースもあります。接点はTwitterでのコメントリプでした。「このお店行ってみたい!」「それならうちの地元にも似た店がありますよ!」というやりとりから、地域比較というコンセプトが生まれ、やがて2人での配信企画に発展しました。

離れていてもつながれる“テーマの近さ”

距離が離れていても、動画のテーマに共通点があると、自然と一緒にやれる企画が見えてきます。地域、年代、職業が違っても「この人と話すと面白そう」と感じるかどうかがすべての入り口になります。

コメントや引用投稿から信頼を育てた例

フォロワー数500人ほどのイラスト系アカウントが、引用リポストを通じて2万人超のクリエイターと共演した事例もあります。最初は「この発想、好きです」といったコメントを続けていたところ、徐々に相手からもリアクションが返ってくるように。

その後、「よければ動画で紹介させてください」と丁寧に打診したところ、「むしろ一緒に出ませんか?」と逆提案をもらったそうです。

リアクションを重ねることで“名前を覚えてもらう”

SNS上では、DMよりもまず“顔を出す”ことが信頼の第一歩になります。引用やいいね、コメントなどを通して「よく見る名前」にしていくことで、距離感が近づきます。反応してもらえる確率を上げるには、日頃からの積み重ねが効いてきます。

コラボは“価値づくり”の“相棒探し”

うまくいっている人たちは、コラボを“お願いすること”だとは考えていません。共に価値をつくるパートナーを探している感覚に近く、どちらかが上という関係ではないことをとても大切にしています。

見られる動画より“伝わる動画”を一緒に作る

「再生回数を伸ばしたい」だけでは、インフルエンサーとの協業は長続きしません。むしろ、「こういうことを届けたいから力を貸してほしい」という想いのある企画の方が、相手も真剣に向き合ってくれます。

  • お互いの強みをどう活かすか
  • 誰に、何を、どう伝えるか
  • 出演することで相手が誇れるかどうか

この視点があると、自然と信頼される発信者になっていきます。

最初の準備が“また一緒にやりたい”を生む

撮影の流れ、事前のすり合わせ、公開後のフォロー。どれも当たり前のことですが、実はとても大事です。

  • 撮影前に企画資料を送ってくれた
  • 編集の段階で一度確認を取ってくれた
  • 公開後に「一緒に作れて嬉しかった」と連絡があった

こんな動きひとつひとつが、次のコラボに確実につながっていきます。動画の内容だけでなく、“この人とならまた組みたい”と思われるかどうかが、長く続く発信活動の鍵になります。

コラボは一度きりの打ち上げ花火ではなく、信頼の土台の上で生まれるものです。お願いではなく、共に価値を育てていく視点が、いちばん確実な近道です。

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