DAMは“司令塔”、オンラインストレージは“箱” ─ データ管理の役割の違い

ファイル管理・セキュリティ

こんにちは。株式会社ネクフルです。

社内の資料、商品画像、動画、ロゴ、マニュアルなど、企業のデータは気づかないうちに増えていきます。Google DriveやDropboxのようなオンラインストレージは便利ですが、ファイルの置き場所と管理の仕組みは少し役割が違います。そこで登場するのが「DAM(デジタル資産管理)」です。この記事では、オンラインストレージを“箱”、DAMを“司令塔”というイメージで整理しながら、それぞれの役割と違いをわかりやすく解説します。データ管理の考え方を一度スッキリ整理してみましょう。

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  1. デジタル資産管理:DAM(Digital Asset Management)とは?
    1. DAMは「データ資産」を管理する仕組み
      1. データを「資産」として扱う考え方
      2. データ管理の司令塔としての役割
    2. 「資産」と呼ばれるデータには何が含まれる?
      1. 企業で扱う主なデジタル資産
      2. データ量は想像以上に増える
    3. ファイル管理と資産管理はどう違う?
      1. ファイル管理の考え方
      2. 資産管理の考え方
      3. 管理方法の違い
  2. DAMの主な機能
    1. データ検索を劇的に楽にするメタデータ管理
      1. メタデータとは何か
      2. 検索で目的のデータを探せる
      3. タグ管理でデータ整理が簡単になる
    2. 最新版が分かるバージョン管理と権利管理
      1. バージョン管理の仕組み
      2. 利用ルールを管理する権利情報
      3. 権利トラブルを防ぐ
    3. 配布・共有をスムーズにする管理機能
      1. 必要な人にデータを届ける仕組み
      2. 外部共有もシンプルになる
      3. 運用を整理する仕組み
  3. オンラインストレージとDAMの違い
    1. オンラインストレージの基本的な仕組み
      1. インターネット経由でファイルを保存する
      2. データはフォルダで整理する
    2. 企業でよく使われるオンラインストレージの用途
      1. 社内ファイルの共有
      2. 外部とのファイル受け渡し
      3. バックアップ用途
    3. ファイル置き場としての使いやすさ
      1. パソコン感覚で使える
      2. 容量を拡張しやすい
      3. どこからでもアクセスできる
  4. 「箱」と「司令塔」でデータ管理を整理する
    1. オンラインストレージはデータの「箱」
      1. ファイルをまとめて保管する場所
      2. フォルダで整理する仕組み
    2. DAMはデータ管理の「司令塔」
      1. データを整理する仕組み
      2. データ利用をコントロールする
    3. 両者は競合ではなく役割が違う
      1. 保存と管理の違い
      2. 組み合わせることで管理が整う
  5. DAMでデータ管理はどう変わる?
    1. 探す時間がぐっと短くなる
      1. キーワード検索でデータを見つけられる
      2. タグによる整理で探しやすくなる
      3. 過去データもすぐ見つかる
    2. 最新データをすぐ確認できる
      1. バージョン管理で履歴を残す
      2. 古いデータの誤使用を防ぎやすい
      3. 更新履歴が分かる
    3. データ共有や配布がスムーズになる
      1. 必要な人だけアクセスできる
      2. 外部共有もシンプルになる
      3. 共有履歴も確認できる
  6. DAM導入時のポイント
    1. データ整理のルールを決める
      1. 命名ルールを決める
      2. フォルダ構造を整理する
    2. メタデータの設計が重要になる
      1. 登録する情報を決める
      2. 入力ルールを統一する
    3. 管理体制を決めておく
      1. 管理担当を決める
      2. データ更新の流れを決める
      3. 定期的な整理も大切
  7. 素材管理を整理したブランドチームの取り組み事例
    1. バラバラに保存されていたマーケティング素材
      1. 保存場所が部署ごとに分かれていた
      2. 同じデータが複数存在していた
      3. 素材の所在を確認するやり取り
    2. 管理ルールを整えることで見えてきた変化
      1. データの保存場所を統一
      2. ファイル名のルールを決めた
      3. メタデータによる検索
    3. データ活用が進むと業務の流れも変わる
      1. 必要な素材にすぐアクセスできる
      2. 過去データを再利用できる
      3. 部署を越えたデータ共有
  8. データ管理を「置き場」と「管理」で考える
    1. データ管理には2つの役割がある
      1. データを保管する役割
      2. データを整理する役割
    2. 「箱」と「司令塔」で考えると分かりやすい
      1. オンラインストレージは箱
      2. DAMは司令塔
      3. 役割を整理すると分かりやすい
    3. 自社のデータ管理を見直すヒント
      1. データの保存場所を確認する
      2. データの利用方法を整理する
      3. 保存と管理を分けて考える

デジタル資産管理:DAM(Digital Asset Management)とは?

社内にはさまざまなデータがあります。資料、画像、動画、マニュアル、ロゴ、商品情報などです。こうしたデータを単なるファイルではなく「資産」として整理し、探しやすく管理する仕組みがDAM(Digital Asset Management)です。まずは基本的な考え方を整理してみましょう。

DAMは「データ資産」を管理する仕組み

DAMは、企業が持つデジタルデータを整理し、検索しやすくし、活用しやすくするための管理システムです。
単なるファイル保存ではなく、データの管理・検索・共有をまとめて行える点が特徴です。

データを「資産」として扱う考え方

企業のデータは一度作って終わりではありません。
何度も利用されることで価値が生まれます。

たとえば次のようなデータです。

  • 商品画像
  • 会社ロゴ
  • プレゼン資料
  • 商品マニュアル
  • 広告素材
  • 社内研修動画
  • 製品カタログ

こうしたデータは繰り返し使われます。
DAMではこれらを「デジタル資産」として整理します。

データ管理の司令塔としての役割

オンラインストレージがファイルを保存する場所だとすると、
DAMはデータを管理する仕組みです。

役割システム
ファイルの保存オンラインストレージ
データの管理・検索・運用DAM

このように役割が分かれています。

「資産」と呼ばれるデータには何が含まれる?

「資産」という言葉が付くと少し難しく感じるかもしれません。
実際には、企業で使うデータ全般が対象になります。

企業で扱う主なデジタル資産

デジタル資産には次のようなものがあります。

カテゴリ
画像商品画像、広告バナー、会社ロゴ
動画商品紹介動画、セミナー動画、研修動画
文書プレゼン資料、マニュアル、企画書
デザインデータIllustrator、Photoshopデータ
音声ナレーション素材、BGM
ブランド素材フォント、ブランドガイドライン

会社によって内容は変わりますが、
社内で共有して使うデータはすべて対象になります。

データ量は想像以上に増える

企業のデータ量は想像以上に多くなります。

たとえば、

  • 商品写真が数千枚
  • 動画データが数百本
  • 資料が数千ファイル

ということも珍しくありません。

その結果、

  • 同じデータが複数存在する
  • 最新版が分からない
  • 探すのに時間がかかる

という状況が起きやすくなります。

ファイル管理と資産管理はどう違う?

ファイル管理と資産管理は似ているようで役割が違います。
ここを整理するとDAMの意味が分かりやすくなります。

ファイル管理の考え方

ファイル管理では、
フォルダにデータを整理して保存します。

たとえば次のような構造です。

商品画像
 └ 2024
     └ 新商品
         └ 写真

フォルダで整理する方法は分かりやすく、
多くの企業で使われています。

資産管理の考え方

DAMではフォルダだけに頼りません。
メタデータ(タグ情報)を使って管理します。

例:

  • 商品名
  • 撮影日
  • 担当部署
  • 利用可能期間
  • 使用用途

こうした情報を付けることで、
検索でデータを見つけられるようになります。

管理方法の違い

項目ファイル管理資産管理
整理方法フォルダメタデータ
検索方法フォルダ移動キーワード検索
管理対象ファイルデータ資産

この違いがDAMの大きな特徴です。

DAMの主な機能

DAMはデータを整理するための管理システムです。
保存するだけではなく、検索や共有、運用の仕組みまでまとめて扱えます。ここでは代表的な機能を整理します。

データ検索を劇的に楽にするメタデータ管理

DAMの中心となる機能がメタデータ管理です。

メタデータとは何か

メタデータとは、
データを説明する情報のことです。

例:

項目内容
商品名製品A
撮影日2024年4月
担当部署マーケティング部
利用用途広告

こうした情報をデータに紐づけます。

検索で目的のデータを探せる

メタデータを登録すると
検索ができるようになります。

例:

  • 商品名で検索
  • 担当部署で検索
  • 利用用途で検索

フォルダを開いて探す必要がなくなります。

タグ管理でデータ整理が簡単になる

タグ形式で整理する方法もあります。

例:

  • 商品写真
  • SNS投稿
  • カタログ素材

複数タグを付けることで
より柔軟な検索が可能になります。

最新版が分かるバージョン管理と権利管理

企業データでは「どれが最新か」が重要になります。

バージョン管理の仕組み

DAMではファイルの履歴を管理できます。

例:

  • ver1 初版
  • ver2 修正版
  • ver3 最新版

これにより、

  • 古いデータの誤使用
  • 上書きミス

を防ぎやすくなります。

利用ルールを管理する権利情報

データには使用条件があります。

例:

  • 使用期限
  • 使用媒体
  • 著作権情報

DAMではこうした情報も登録できます。

権利トラブルを防ぐ

管理が整理されることで、

  • 期限切れ素材の使用
  • 使用範囲外の利用

といったミスを防ぎやすくなります。

配布・共有をスムーズにする管理機能

データの利用では共有作業も重要になります。

必要な人にデータを届ける仕組み

DAMではアクセス権を設定できます。

例:

ユーザーアクセス
社内担当者閲覧・ダウンロード
代理店閲覧のみ
制作会社限定フォルダ

こうした設定により、
安全にデータ共有できます。

外部共有もシンプルになる

URL共有などの機能もあります。

たとえば

  • プレス素材
  • 商品画像
  • 広告素材

を社外に渡す場合でも
簡単に共有できます。

運用を整理する仕組み

DAMには運用を整理する機能もあります。

例:

  • 承認フロー
  • 公開管理
  • 更新履歴

こうした仕組みを組み合わせることで、データ管理がよりスムーズになります。

オンラインストレージとDAMの違い

多くの企業で使われているのがオンラインストレージです。社内の資料や画像、動画などをインターネット上に保存でき、場所を選ばずアクセスできます。データ共有をシンプルにする仕組みとして広く利用されています。ここでは、基本的な役割を整理します。

オンラインストレージの基本的な仕組み

オンラインストレージは、インターネット上にデータを保存するサービスです。
社内サーバーの代わりにクラウド上へファイルを保存でき、パソコンやスマートフォンからアクセスできます。

インターネット経由でファイルを保存する

従来は社内サーバーに保存する方法が一般的でした。
オンラインストレージではクラウド上のサーバーに保存します。

そのため、

  • 社外からでもアクセスできる
  • 特定のパソコンに依存しない
  • バックアップが取りやすい

という特徴があります。

データはフォルダで整理する

多くのオンラインストレージでは、フォルダ構造でファイルを整理します。

社内資料
 └ 営業資料
 └ 商品情報
 └ 企画書

パソコンと同じ感覚で扱えるため、
導入してすぐ使いやすいのが特徴です。

企業でよく使われるオンラインストレージの用途

オンラインストレージは幅広い用途で使われます。
主に「共有」と「保存」が目的です。

社内ファイルの共有

社内で資料を共有する場面は多くあります。

  • 営業資料
  • 社内マニュアル
  • 商品カタログ
  • 会議資料

メールで送るよりも、
オンラインストレージに置くほうが管理しやすくなります。

外部とのファイル受け渡し

取引先とのデータ共有にも使われます。

  • 入稿データ
  • 商品画像
  • 提案資料

URLで共有できるため、
メール添付より扱いやすくなります。

バックアップ用途

データの保管場所として使うこともあります。

  • 業務資料のバックアップ
  • 写真データの保存
  • 動画素材の保管

パソコンが故障してもデータを守れるという安心感があります。

ファイル置き場としての使いやすさ

オンラインストレージの強みは「シンプルさ」です。
難しい設定がなく、導入しやすい仕組みになっています。

パソコン感覚で使える

フォルダとファイルで管理する仕組みは、
パソコンの操作とほぼ同じです。

そのため

  • 新しいツールでも使いやすい
  • 操作に迷いにくい

というメリットがあります。

容量を拡張しやすい

オンラインストレージは容量を増やせます。

保存場所容量
パソコンディスク容量に依存
社内サーバー増設が必要
オンラインストレージ契約変更で拡張

データ量が多い企業でも扱いやすい仕組みです。

どこからでもアクセスできる

インターネットがあればアクセスできます。

たとえば

  • オフィス
  • 自宅
  • 出張先

場所を問わずデータを確認できます。

「箱」と「司令塔」でデータ管理を整理する

オンラインストレージとDAMの違いは、役割のイメージで考えると理解しやすくなります。オンラインストレージはデータを保存する場所、DAMはデータを管理する仕組みです。「箱」と「司令塔」というイメージで整理すると全体像が見えてきます。

オンラインストレージはデータの「箱」

オンラインストレージは、
ファイルを保存する場所です。

ファイルをまとめて保管する場所

たとえば、

  • 商品画像
  • 資料
  • 動画
  • マニュアル

こうしたデータを一か所に保存できます。

イメージとしては
大きな収納箱のようなものです。

フォルダで整理する仕組み

オンラインストレージでは
フォルダでデータを整理します。

商品画像
 └ 2024
 └ 2025

シンプルな管理方法ですが、
データ量が増えると探すのが大変になることがあります。

DAMはデータ管理の「司令塔」

DAMはデータを管理するシステムです。
保存されたデータを整理し、検索し、活用できるようにします。

データを整理する仕組み

DAMではメタデータを使って管理します。

項目内容
商品名製品A
撮影日2024
担当部署マーケティング
利用用途広告

この情報を使うことで
検索でデータを探せるようになります。

データ利用をコントロールする

DAMでは次のような管理もできます。

  • 利用期限
  • 使用媒体
  • 担当部署
  • 公開状態

データの運用ルールを整理できる仕組みです。

両者は競合ではなく役割が違う

オンラインストレージとDAMは
どちらか一方を選ぶものではありません。

役割は次のように分かれます。

役割仕組み
ファイル保存オンラインストレージ
データ管理DAM

保存と管理の違い

オンラインストレージ
→ データを置く

DAM
→ データを整理して活用する

この違いがあります。

組み合わせることで管理が整う

実際の運用では、

  • オンラインストレージで保存
  • DAMで管理

という使い方もあります。

保存場所と管理機能を分けることで、
データを扱いやすくなります。

DAMでデータ管理はどう変わる?

データを保存するだけの状態から、整理して活用できる状態へ変わるのがDAMの特徴です。フォルダを開いて探す作業が減り、必要なデータにすぐたどり着けるようになります。日常の業務の中で感じやすい変化を、具体的なポイントごとに整理します。

探す時間がぐっと短くなる

ファイルが増えると、どこに何があるのか思い出すだけでも時間がかかります。DAMでは検索機能を中心に整理されているため、目的のデータにたどり着くまでの流れがシンプルになります。

キーワード検索でデータを見つけられる

フォルダを一つずつ開く必要はありません。
商品名や部署名、用途などのキーワードで検索できます。

検索の例

検索ワード見つかるデータ
商品名商品画像、商品動画
イベント名イベント写真、資料
用途広告素材、営業資料

フォルダ構造を覚えていなくても、検索からデータを見つけられます。

タグによる整理で探しやすくなる

タグを付けて整理すると、データの見つけ方がさらに広がります。

  • 商品写真
  • SNS投稿
  • カタログ素材
  • 営業資料

タグは複数付けることができるため、フォルダ整理より柔軟に管理できます。

過去データもすぐ見つかる

何年も前のデータでも検索で見つかります。
フォルダをさかのぼる作業がほとんどなくなります。

よくある検索例

  • 「2022 商品写真」
  • 「会社ロゴ」
  • 「展示会資料」

検索中心の管理になると、探す時間が自然と減っていきます。

最新データをすぐ確認できる

複数人がデータを扱う場合、「どれが最新版か」が分かりにくくなることがあります。DAMでは履歴管理ができるため、最新版のデータを確認しやすくなります。

バージョン管理で履歴を残す

ファイルを更新したとき、履歴を残すことができます。

バージョン内容
ver1初版
ver2修正版
ver3最新版

この履歴により、更新の流れを確認できます。

古いデータの誤使用を防ぎやすい

最新版が明確になると、

  • 古い資料を使ってしまう
  • 誤ったデータを共有してしまう

といったミスを防ぎやすくなります。

更新履歴が分かる

履歴を確認すると、

  • 誰が更新したか
  • いつ更新されたか

が分かります。
データの管理状況を把握しやすくなります。

データ共有や配布がスムーズになる

企業ではデータを社内外に共有する場面が多くあります。DAMでは共有や配布の仕組みも整理できます。

必要な人だけアクセスできる

アクセス権を設定すると、
利用者ごとに閲覧範囲を変えられます。

ユーザーアクセス
社内担当者閲覧・ダウンロード
代理店閲覧のみ
制作会社指定フォルダのみ

安全にデータ共有できます。

外部共有もシンプルになる

URLで共有できる仕組みもあります。

  • 商品画像の共有
  • プレス素材の提供
  • 広告素材の配布

メール添付より管理しやすくなります。

共有履歴も確認できる

データの共有状況を確認できるため、

  • いつ共有されたか
  • 誰がダウンロードしたか

といった履歴を把握できます。

DAM導入時のポイント

DAMは便利な仕組みですが、データ管理のルールを整えることが大切です。ツールだけでは管理は完成しません。運用の考え方を少し整理しておくと、使いやすい環境が作りやすくなります。

データ整理のルールを決める

データ管理ではルールがあると整理しやすくなります。

命名ルールを決める

ファイル名にルールを作ると管理しやすくなります。

商品名_撮影日_用途

cameraA_2024_catalog.jpg

ファイル名だけでも情報が分かるようになります。

フォルダ構造を整理する

フォルダの作り方にもルールを作ります。

商品
 └ 写真
 └ 動画
 └ カタログ

誰が見ても分かる構造が理想です。

メタデータの設計が重要になる

DAMではメタデータが重要な役割を持ちます。
最初に設計しておくと管理しやすくなります。

登録する情報を決める

メタデータにはさまざまな項目があります。

項目内容
商品名製品名
部署担当部署
用途広告、営業資料
制作日作成日

必要な項目だけに絞ると運用しやすくなります。

入力ルールを統一する

メタデータは表記を統一すると検索しやすくなります。

NG

  • 営業
  • Sales
  • 営業部

OK

  • 営業部

表記を揃えるだけでも検索精度が変わります。

管理体制を決めておく

データ管理では担当者を決めておくと運用しやすくなります。

管理担当を決める

管理担当がいると、

  • ルール管理
  • メタデータ整理
  • データ更新

がスムーズになります。

データ更新の流れを決める

更新手順を整理しておくと混乱が減ります。

  1. データ登録
  2. メタデータ入力
  3. 確認
  4. 公開

作業の流れを決めることで、管理が安定します。

定期的な整理も大切

データ管理では定期的な見直しも役立ちます。

  • 不要データの整理
  • メタデータの見直し
  • ルールの更新

少しずつ整えていくことで、管理しやすい環境が保たれます。

素材管理を整理したブランドチームの取り組み事例

ブランド運営では、商品画像、広告素材、資料、動画など多くのデータを扱います。データ量が増えるほど、整理の方法が業務効率に影響します。ここでは素材管理の仕組みを整えたブランドチームの運用例をもとに、データ管理の変化を整理します。

バラバラに保存されていたマーケティング素材

ブランド運営の現場では、さまざまな部署がデータを扱います。商品企画、広報、マーケティング、営業などがそれぞれ素材を保存するため、データが複数の場所に分散することがあります。

保存場所が部署ごとに分かれていた

データの保存先が複数あると、目的の素材を探すだけでも手間がかかります。

よくある保存状況

保存場所保存されているデータ
社内ストレージ商品画像
オンラインストレージ広告素材
個人PC企画資料

同じ商品でも素材の保存場所が異なることがあり、探す時間が増えてしまいます。

同じデータが複数存在していた

保存場所が増えると、同じ素材が複数作られることがあります。

  • 商品画像のコピー
  • 修正前の広告素材
  • 古い資料

どれが最新なのか分かりにくくなることがあります。

素材の所在を確認するやり取り

素材の場所が分からないと、社内で確認が必要になります。

  • 「この画像どこにありますか」
  • 「最新版の資料はありますか」

こうした確認が日常的に発生すると、業務の流れが止まりやすくなります。

管理ルールを整えることで見えてきた変化

素材管理の方法を整理すると、データの扱い方が分かりやすくなります。特別な技術よりも、整理のルールが整うことが大きな変化につながります。

データの保存場所を統一

まず行われたのは、保存場所の整理です。
データの置き場所を一つにまとめます。

ブランド素材
 └ 商品画像
 └ 広告素材
 └ カタログ
 └ 資料

保存場所が整理されると、
素材を探す手間が減ります。

ファイル名のルールを決めた

ファイル名にも一定のルールを作ります。

商品名_用途_日付

cameraA_catalog_2024.jpg

ファイル名を見るだけで内容が分かるようになります。

メタデータによる検索

データにはタグや属性情報が付けられます。

項目内容
商品名製品A
用途広告
部署マーケティング

検索で素材を見つけられるため、
フォルダを開く回数が減ります。

データ活用が進むと業務の流れも変わる

素材管理が整理されると、データの使い方も変わります。
探す時間が減ると、活用する時間が増えます。

必要な素材にすぐアクセスできる

検索でデータを見つけられるため、

  • 商品画像
  • 過去の広告素材
  • カタログ

などをすぐ確認できます。

過去データを再利用できる

過去の素材を活用できるようになります。

  • 過去キャンペーン素材
  • 商品紹介動画
  • 広告用画像

再制作する必要が減ることがあります。

部署を越えたデータ共有

整理されたデータは社内共有もしやすくなります。

部署利用する素材
営業商品画像
広報ブランドロゴ
マーケティング広告素材

必要なデータをそれぞれの部署が利用できる環境になります。

データ管理を「置き場」と「管理」で考える

データ管理を整理するとき、「保存」と「管理」という二つの役割を分けて考えると分かりやすくなります。オンラインストレージとDAMの違いも、この考え方で整理できます。

データ管理には2つの役割がある

企業のデータ管理には大きく二つの役割があります。

役割内容
保存データを保管する
管理データを整理して活用する

この二つの役割を理解すると、
データ管理の構造が見えやすくなります。

データを保管する役割

保存の役割はシンプルです。
データを保管しておくことです。

  • 資料保存
  • 画像保存
  • 動画保存

オンラインストレージはこの役割に向いています。

データを整理する役割

管理の役割はデータを整理することです。

  • 検索
  • 利用ルール
  • 更新履歴

DAMはこうした管理の機能を持っています。

「箱」と「司令塔」で考えると分かりやすい

データ管理をイメージするとき、
「箱」と「司令塔」で考えると理解しやすくなります。

オンラインストレージは箱

オンラインストレージは
データを保管する箱のような存在です。

  • ファイル保存
  • フォルダ整理
  • データ共有

収納の役割を持っています。

DAMは司令塔

DAMはデータ管理の司令塔です。

  • データ検索
  • 権利管理
  • 利用ルール

データ運用を整理する役割があります。

役割を整理すると分かりやすい

役割システム
データ保存オンラインストレージ
データ管理DAM

この関係で理解すると整理しやすくなります。

自社のデータ管理を見直すヒント

データ管理は企業ごとに状況が違います。
現状を整理するだけでも改善のヒントが見つかることがあります。

データの保存場所を確認する

まず確認したいポイントがあります。

  • データはどこに保存されているか
  • 同じデータが複数ないか
  • 最新版は分かるか

こうした視点で整理すると、
管理の状況が見えてきます。

データの利用方法を整理する

次に確認するのは利用方法です。

  • 誰が使うのか
  • どの部署が管理するのか
  • 更新は誰が行うのか

役割が明確になると管理しやすくなります。

保存と管理を分けて考える

データ管理では

保存する場所
管理する仕組み

を分けて考えると整理しやすくなります。

オンラインストレージとDAMをそれぞれの役割で使うと、データ管理の全体像が見えてきます。


よくある質問:
Q. Q. DAMとオンラインストレージはどちらか一方だけ導入すればよいのでしょうか?
A. 役割が異なるため、どちらか一方というより用途に応じて使い分ける考え方が一般的です。オンラインストレージはファイルを保存する場所として便利で、DAMはデータを整理・検索・管理する仕組みとして機能します。データの保存と管理を分けて考えると、それぞれの役割が分かりやすくなります。

Q. DAMはどのようなデータを管理するためのものですか?
A. DAMは企業が扱うデジタルデータ全般を対象に管理できます。たとえば商品画像、動画、資料、ロゴ、マニュアル、広告素材などです。社内で共有して使うデータを整理し、検索しやすくすることが主な目的です。

Q. 小規模な組織でもDAMは必要になりますか?
A. データ量や利用方法によって判断することになります。資料や画像、動画などのデータが増え、探す時間がかかるようになった場合は、管理の仕組みを整理すると業務が進めやすくなることがあります。まずは現在のデータ管理方法を確認し、保存場所と管理方法を整理することが役立ちます。

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