2大動画販売プラットフォーム徹底比較:PIXTA、動画AC、売るならどっち?

プラットフォーム

こんにちは。株式会社ネクフルです。

動画を撮ったり編集したりしていると、「この素材、ほかでも使えそうだな」と思うことがあるはずです。そんなときは、思い切って“売ってみる”のもひとつの選択肢です。自分のカメラで撮った映像や制作途中で生まれたカットが、誰かのプロジェクトに必要とされ、お金に変わる。しかも一度出品すれば、ストックとして長く収益を生み出してくれます。この記事では、国内で人気の動画販売プラットフォームを比較しながら、自分に合った選び方と始め方をわかりやすく解説します。

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  1. 作った動画素材、眠らせてない?
    1. 動画素材が“作品”になるという考え方
    2. “余りもの”が思わぬ収入になることも
    3. 動画需要が高まる今こそチャンス
  2. はじめての素材販売におすすめの2大プラットフォーム
    1. PIXTA:高品質素材が評価される定番サービス
    2. 動画AC:手軽さとスピードで勝負できる選択肢
    3. どちらを選ぶ?スタイル別の考え方
  3. 思ったよりカンタンにできる!
    1. スタート前に確認しておきたい準備
      1. 権利関係は必ずクリアにしておく
      2. タイトル・タグは“検索される言葉”を意識する
      3. 画質・フォーマットのチェックも忘れずに
    2. 登録から販売までの基本的な流れ
      1. 審査で落ちないための工夫
      2. 投稿後も“育てる”意識が大切
  4. 素材販売にはメリットがいっぱい
    1. 自分では届かない場所にも作品が届く
    2. 作品が“資産”になるブランディング効果
    3. “継続収益”という安定感が得られる
  5. 売れるためにはコツがいる
    1. 想像以上にシビアな競争と価格の現実
      1. 差別化の工夫がカギ
    2. 権利トラブルを防ぐための注意点
    3. 継続して売るために必要な工夫
  6. “自分に合うサービス”を見極めよう
    1. 得意な素材と戦略をはっきりさせる
    2. 比較時に注目したいチェックポイント
    3. 自分に合う場所を選ぶことが成果への近道
  7. 始めることに意味がある
    1. 伸び続ける動画市場と新しいコンテンツの形
    2. 作る側・使う側、どちらにもメリットがある
  8. まずは“売る”経験を積んでみよう
    1. 参入しやすい市場だからこそ、チャンスがある
    2. まずは「1本」を出してみることから
    3. “売る”経験が動画制作の価値を広げてくれる

作った動画素材、眠らせてない?

撮影や編集の合間にできたちょっとした映像や、使わなかった素材。実はそれらが、人の手に渡って価値になることがあります。動画制作で生まれた素材を販売すれば、作品が評価される喜びと一緒に、副収入という形のリターンも得られます。

動画素材が“作品”になるという考え方

普段何気なく撮っている風景や街の様子、撮影のために用意したシーンカットなども、使い道がなければパソコンの奥に眠ったままです。でも、それを必要としている人は確かにいます。映像制作会社、広告代理店、Webメディアなど、企業やクリエイターは常に新しい動画素材を探しています。

たとえば、手元にある1本の動画が、ある企業のプロモーション映像の一部として使われたり、教育コンテンツの素材として活用されたりすることもあります。自分では“使い道がない”と思っていたものが、思いがけない形で役に立つ可能性を持っているのです。

“余りもの”が思わぬ収入になることも

素材販売の面白いところは、作品を出品したら終わりではないという点です。一度アップロードしておけば、その素材がダウンロードされるたびに収益が発生します。つまり、「過去の素材」が将来的にもお金を生む“資産”になるのです。

特に、風景や季節のイベント、ビジネスシーンなど“汎用性の高い素材”は長期間にわたって使われることが多く、思わぬタイミングで売れることも珍しくありません。撮影時の副産物や練習用の動画でも、工夫次第で立派な収益源になります。

動画需要が高まる今こそチャンス

国内の映像コンテンツ市場は年々拡大しており、矢野経済研究所の調査によると2024年の国内動画配信市場は約5,100億円規模に達しました。企業は商品紹介や広告だけでなく、採用・社内教育・ブランドストーリーなどさまざまな場面で動画を活用しています。
それだけに、ストック素材の需要も大きく伸びており、特にWeb動画やSNS広告に使える“短尺・高品質”な映像は多くの制作現場で求められています。

撮影や編集の副産物が、そのまま副収入のチャンスに変わる。素材販売は、クリエイターにとって想像以上に身近な選択肢です。

はじめての素材販売におすすめの2大プラットフォーム

素材を販売するには、自分の作品を公開・取引できる「動画販売プラットフォーム」を使います。ここでは、使いやすさと信頼性の高さから多くの人が活用している2つの代表的なサービスを見ていきます。

PIXTA:高品質素材が評価される定番サービス

商用利用にも耐える“安心感”

PIXTAは、写真・動画・イラストなどのストック素材を販売できる国内最大級のプラットフォームです。利用企業は広告・メディア・制作会社と幅広く、動画素材も高い需要があります。審査はやや丁寧に行われますが、その分、登録された素材は信頼性が高く、商用利用の案件に選ばれやすい傾向があります。

報酬体系と販売形式の違い

PIXTAでは「定額プラン」と「単品販売」の2種類があり、素材が使われるたびにロイヤリティ収入が発生します。単品販売は1本あたり数千円の売上になることも多く、継続的なストックが増えるほど収益性も高まります。

向いている人の特徴

向いているケース内容
じっくり作品を育てたい審査は厳しめだが、その分単価も高くなりやすい
ポートフォリオとして使いたい商用実績として使える信頼性の高さ
高品質素材にこだわりたい撮影・編集に時間をかけている人に向いている

動画AC:手軽さとスピードで勝負できる選択肢

登録から販売までのハードルが低い

動画ACは、手軽に動画素材を公開・販売できる国内サービスです。会員登録からアップロードまでの流れが非常にシンプルで、撮影後すぐに販売まで進められます。審査も比較的スピーディーで、まずは“出してみる”というスタンスで始めやすい点が特徴です。

広告収入との組み合わせも可能

動画ACはダウンロード販売に加え、無料素材として配布しながら広告収益を得るモデルもあります。これにより「販売本数が少なくても収益化できる」「露出を増やしてファンを増やす」といった使い方も可能です。

向いている人の特徴

向いているケース内容
まずは気軽に始めたい審査が比較的早く、登録までがスムーズ
数で勝負したい多くの素材を一気に出品しやすい
広く見てもらいたい無料配布と広告収入の組み合わせが可能

どちらを選ぶ?スタイル別の考え方

どちらのプラットフォームが良いかは、目的や素材の性質によって変わります。
「高品質な映像をしっかり評価してほしい」「実績として活用したい」と考えるならPIXTAが向いています。
一方、「スピード重視で数を出したい」「まずは経験を積みたい」なら動画ACのほうが始めやすいでしょう。

比較項目PIXTA動画AC
審査の厳しさやや厳しめ比較的やさしい
出品スピードやや時間がかかる短期間で出品可能
単価高めやや低め〜中程度
向いている人品質重視・実績重視手軽さ重視・数で勝負したい人

自分の動画制作スタイルや目的に合わせて、どちらが合っているか考えてみると、素材販売の第一歩がぐっと踏み出しやすくなります。

思ったよりカンタンにできる!

はじめてでも迷わず進められるよう、動画素材を販売するまでの流れを整理しておきましょう。事前準備さえ整えば、登録から収益化までは意外なほどシンプルです。

スタート前に確認しておきたい準備

素材を販売する前に、いくつか押さえておくべきポイントがあります。準備が整っているかどうかで、審査の通過率や売れやすさが大きく変わることもあります。

権利関係は必ずクリアにしておく

素材内に第三者が写っていたり、商業施設やブランドロゴが映り込んでいたりすると、販売時にトラブルにつながる可能性があります。人物を撮影した場合は「モデルリリース」、建物やロゴが写っている場合は「プロパティリリース」を用意しておくと安心です。

タイトル・タグは“検索される言葉”を意識する

プラットフォーム内では、素材は検索によって見つけられます。タイトルやタグに撮影場所、被写体、状況などを具体的に書くと見つけてもらいやすくなります。
たとえば「街並み」だけでなく「東京 夜景 通りを歩く人」など、できるだけ詳細なキーワードを盛り込みましょう。

画質・フォーマットのチェックも忘れずに

4K対応が求められることが増えているため、撮影時点で解像度を意識することも大切です。解像度やフレームレートの条件はプラットフォームによって異なるため、投稿前に必ずガイドラインを確認しておきましょう。

登録から販売までの基本的な流れ

素材販売は複雑な作業ではありません。どのプラットフォームでも、大まかな流れは次のようになります。

ステップ内容
1. アカウント作成メールアドレスと基本情報を登録して出品準備を整える
2. 素材のアップロードタイトル・タグ・カテゴリーを設定して素材を登録
3. 審査プラットフォーム側で内容や品質がチェックされる
4. 公開・販売開始審査通過後、素材が掲載されダウンロード可能に
5. 収益受け取りダウンロード数や契約数に応じて報酬が支払われる

審査で落ちないための工夫

審査でよくある不合格理由は「ブレやノイズなどの品質問題」「権利関係が不明確」「タグ・タイトルが不十分」といった点です。投稿前に一度自分で見直し、基準をクリアしているか確認すると通過率が高まります。

投稿後も“育てる”意識が大切

一度出品したら終わりではありません。定期的に素材を追加したり、人気のあるタグやカテゴリを分析して改善したりすることで、売れやすさは大きく変わります。販売データを見ながらPDCAを回す意識があると、安定した収益につながりやすくなります。

素材販売にはメリットがいっぱい

動画販売プラットフォームを使うと、単に収益が得られるだけでなく、クリエイターとしての活動にもプラスの効果が生まれます。

自分では届かない場所にも作品が届く

素材販売の最大の魅力は、個人ではアクセスできない顧客層に作品を届けられることです。プラットフォームを通じて、広告会社・制作会社・教育機関・出版社など、多様な業種が素材を購入しています。

たとえば、地方で撮影した風景動画が大手旅行会社のCM素材として使われたり、日常の何気ない街角の映像がニュースメディアの背景素材になったりすることもあります。個人の力では届かなかった世界に、作品が自然と広がっていく感覚は大きなやりがいになります。

作品が“資産”になるブランディング効果

販売された素材は「誰かに選ばれた実績」そのものです。ポートフォリオとして制作実績に加えれば、次の仕事につながる信用にもなります。また、自分の映像スタイルや得意分野が明確になることで、ブランディングにもつながります。

ブランディングにつながる活用例

  • 映像制作の実績ページに「販売素材○点」「採用企業数○社」などの数字を掲載
  • SNSやポートフォリオサイトで「販売素材ランキング」や「人気素材まとめ」を発信
  • 依頼案件の提案資料に“選ばれた素材”として活用

数字や実績として“見える化”できるのは、フリーランスや副業クリエイターにとって大きな武器になります。

“継続収益”という安定感が得られる

素材販売のもう一つのメリットは、出品後も収益が継続する点です。ダウンロードされるたびにロイヤリティが発生するため、撮影や編集をしない期間でも収入が生まれます。

1本の動画が数年にわたってダウンロードされ続けるケースもあり、時間が経つほど“ストック資産”としての価値は高まります。
特に、季節イベント・都市風景・ビジネスシーンといった定番ジャンルは長く使われやすく、定期的な収益を生み出す可能性が高くなります。

継続して素材を追加すれば、その分収益の「柱」が増えていくため、副業としての安定感も強まります。時間を味方につけられる点は、他の副収入手段にはない魅力といえます。

売れるためにはコツがいる

素材販売は確かにチャンスがありますが、「アップロードさえすれば自動的に売れていく」と考えるのは危険です。結果が出ない理由の多くは、競争の激しさや仕組みの理解不足にあります。よくあるつまずきポイントを整理しておきましょう。

想像以上にシビアな競争と価格の現実

素材販売市場には、プロ・アマ問わず多くのクリエイターが参加しています。1つのキーワードで数千〜数万件の素材が並ぶことも珍しくなく、同じような映像が数多く存在する環境では、ただ出すだけでは埋もれてしまうのが現実です。

価格競争が起こる理由

  • 販売数を伸ばすために価格を下げる出品者が多い
  • 似たようなテーマや構図の素材が大量にある
  • 「無料素材」との競合もあるため、購買側の選択肢が広い

たとえば、ビジネスシーンや街の風景といった定番ジャンルでは、単価が数百円台になるケースも多く、一本あたりの収益は思っているより小さい場合があります。
一方で、ニッチなテーマや企画に合った素材は高単価で取引されることもあり、「誰でも撮れる映像」では差がつきにくいという点を意識する必要があります。

差別化の工夫がカギ

埋もれずに選ばれるためには、「何が違うのか」が伝わる工夫が欠かせません。

  • 視聴者の印象に残る構図・アングルを工夫する
  • タグやタイトルで“具体的な使い方”を連想させる
  • 同シリーズの素材を複数点まとめて出品し、企画単位で使えるようにする

細部への工夫が、数多くの素材の中から選ばれるかどうかを左右します。

権利トラブルを防ぐための注意点

素材販売では、権利関係の理解が欠かせません。たとえ自分で撮影した映像でも、撮影対象によっては販売できないケースがあります。

特に注意したいポイント

  • 人物の肖像権:人物が特定できる映像は、本人の同意(モデルリリース)が必要
  • 建物や商標の権利:著名な建築物、商標、企業ロゴが映り込むと権利侵害になる場合がある
  • 音楽や映像素材の二次利用:別の著作物が含まれていないか確認する

これらを曖昧なまま出品すると、後から素材が削除されたり、最悪の場合は損害賠償につながることもあります。
権利関係の確認は手間に思えるかもしれませんが、ここを徹底することが“安心して売り続けられる土台”になります。

継続して売るために必要な工夫

素材販売は「出して終わり」ではなく、「出し続けることで伸びていく」モデルです。継続性を意識すると、販売の成果は大きく変わります。

販売継続で意識したい3つのポイント

  1. 定期的な出品
     アルゴリズムは“更新頻度”を重視する傾向があるため、月1回でも新作を追加しておくと検索表示が有利になりやすいです。
  2. 売れ筋分析と改善
     どのジャンル・尺・構図がダウンロードされているかを確認し、傾向を掴むことで「次に出すべき素材」が見えてきます。
  3. シリーズ展開でリピーターを狙う
     1本売れて終わりではなく、同テーマの素材を複数展開すれば、同じ購入者から継続的な利用が期待できます。

売れる人と売れない人の差は、「数」よりも「継続と改善」にあります。コツコツと育てる意識が、長期的な収益を生む鍵です。

“自分に合うサービス”を見極めよう

どのプラットフォームを使うかで、素材販売の成果は大きく変わります。ここからは、自分に合ったサービスを選ぶための考え方を整理しておきましょう。

得意な素材と戦略をはっきりさせる

まず考えるべきは、自分が得意とする素材や販売のスタイルです。
たとえば、「1本あたりの単価を高く設定してしっかり売りたい」のか、「数を出して広く売りたい」のかで、向いているサービスは異なります。

販売戦略向いている人特徴
高単価・少数販売クオリティ重視・丁寧な制作が得意審査は厳しめだが1本の利益が大きい
数量重視・広く拡散撮影本数が多くスピード感を重視出品ハードルが低く数で勝負できる

自分の制作スタイルを客観的に見つめると、どのサービスが合っているかが自然と絞れてきます。

比較時に注目したいチェックポイント

プラットフォームを選ぶ際は、以下のような観点を整理すると選びやすくなります。

主な比較ポイント

見るべき項目内容
審査の厳しさ出品までのハードルや承認スピード
販売形式定額制・単品販売・広告収入などの違い
手数料売上から差し引かれる割合
利用者層素材を購入する企業・クリエイターの傾向
サポート出品者向けのサポート体制・分析ツールの有無

自分の素材が“どこで活きるか”を想像しながら比較すると、後悔の少ない選択ができます。

自分に合う場所を選ぶことが成果への近道

素材販売は、「どこで売るか」という選択が結果を大きく左右します。サービスごとに得意分野や強みが違うため、自分の素材の性格と照らし合わせることが大切です。

たとえば、質の高い作品をじっくり評価してもらいたい場合は、高単価で商用案件が多いサービスが向いています。
逆に、まずは経験を積みたい、作品数を増やして露出を増やしたい場合は、出品のハードルが低く更新しやすいサービスの方が適しています。

「とりあえず有名だから」と選ぶのではなく、「自分の戦い方に合っているか」という視点で選ぶことが、収益への一番の近道です。

始めることに意味がある

動画素材の販売は、数年前まで一部のプロだけが取り組む世界という印象もありましたが、今はそうではありません。映像を必要とする場面が一気に増え、個人制作の素材にも大きな価値が生まれています。なぜ今、素材販売に挑戦する人が増えているのか、その背景を整理してみましょう。

伸び続ける動画市場と新しいコンテンツの形

映像が使われるシーンは、かつてのCMやテレビ番組にとどまりません。SNSやECサイト、企業の採用動画、オンラインセミナー、店舗のデジタルサイネージなど、日常のあらゆる場所で動画が当たり前のように使われています。
民間調査によれば、日本の動画広告市場は2024年に約6,500億円を超え、2028年には8,000億円台まで拡大すると予測されています。広告だけでなく、教育・エンタメ・企業PRなど多様な分野で映像が必要とされているのです。

この状況は、個人クリエイターにとっても大きなチャンスです。素材が必要とされる現場が増えることで、1本の映像が使われる可能性が広がっています。
特に、短尺・縦型動画やスマホ撮影素材など“使いやすい映像”の需要は急増しており、プロが撮ったハイクオリティ映像だけでなく、身近な素材にも価値が出てきています。

作る側・使う側、どちらにもメリットがある

素材販売は、買う側と売る側の両方にとって利点があります。

制作側のメリット

  • 作品を公開するだけで収益のチャンスが生まれる
  • 制作実績として活用でき、ブランディングにもつながる
  • 収益を次の制作資金に回せるため、活動の循環が作れる

利用側のメリット

  • 撮影や編集の手間を省き、制作コストを抑えられる
  • 現場では撮れない素材を入手でき、制作の幅が広がる
  • 必要なタイミングで素材を調達できるため、スピード感が出る

素材販売は単なる“副業”ではなく、映像制作の流れを効率化する仕組みの一部として機能しています。だからこそ、企業も個人も積極的に活用しているのです。

まずは“売る”経験を積んでみよう

素材販売の世界は、難しそうに見えて意外と入り口が広く、誰でも参加しやすい仕組みになっています。大切なのは「大きく稼ごう」と意気込むことではなく、「まず1本出してみる」という軽い気持ちです。

参入しやすい市場だからこそ、チャンスがある

素材販売の魅力は、初期投資や特別なスキルがなくても始められる点です。すでに撮影した映像を整理して出品するだけでも、販売活動はスタートできます。
特に、スマートフォンでも4K撮影が可能になった今、機材へのハードルはかつてよりずっと低くなっています。すでに手元にある映像だけで収益化できる可能性もあります。

まずは「1本」を出してみることから

最初の1本が売れた経験は、何よりも大きなモチベーションになります。そこから「どんな素材が人気なのか」「どうすればもっと売れるのか」といった改善のヒントも見えてきます。
販売本数が少なくても、継続して出品を続けていけば、徐々にダウンロード数が増えていくケースも多いです。

最初に意識したい3つのポイント

  1. よく使われるジャンルから挑戦する(風景、ビジネス、ライフスタイルなど)
  2. タイトルやタグに使い道が想像できる言葉を入れる
  3. ダウンロード数を分析して、次の撮影テーマを決める

小さな工夫の積み重ねが、成果につながっていきます。

“売る”経験が動画制作の価値を広げてくれる

素材を販売してみると、思いもよらない角度から作品が評価されることがあります。たとえば、散歩中に撮った街並みの映像が教材用コンテンツに採用されたり、趣味で撮影した自然の動画が観光プロモーションに使われたりすることもあります。

こうした経験は、自分の映像表現の幅を広げる大きな刺激になります。
「動画を撮って終わり」ではなく、「売って価値を届ける」まで踏み込むと、制作そのものの意味が変わってくるはずです。作品が誰かの役に立ち、報酬という形で返ってくる。その流れを一度体験すると、動画制作がもっと楽しくなります。

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