答えるだけで動画企画が作れちゃう!?Notionで始める動画企画チェックリストの始め方

配信企画ネタ

こんにちは。株式会社ネクフルです。

配信のアイデア、毎回ゼロから考えるのって正直しんどいですよね。時間も手間もかかるし、思いつき頼みでは限界がある。そんなときに役立つのが、NotionやGoogleフォームで作る“答えるだけ”のチェックリスト。企画の芯がスルッと見えて、動画づくりがぐっと楽になります。コストも時間も節約したい人のための、続けられる仕組みを紹介します。

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  1. テンプレひとつで動画づくりがラクになる
    1. 配信企画は“埋めるだけ”でもしっかり形になる
    2. ムダなやり直しが減れば、コストも自然と下がる
    3. テンプレ導入で実際に変わったこと
  2. つまずく原因は“仕組み”がないから
    1. ネタが思いつかないとき、実はやることが不明確
    2. チームで動くときに起こりがちな“ズレ”
    3. “何を作ればいいか”がわからない理由
  3. テンプレの使い方
    1. 小規模店舗でもしっかり使える販促テンプレ
    2. オンライン講座運営もテンプレで効率アップ
    3. チーム制作でも効果あり──役割分担が明確に
  4. NotionとGoogleフォームで作る“答えるだけ企画作成テンプレ”
    1. Notionでテンプレートを整える方法
    2. Googleフォームで“入力型テンプレ”をつくる
    3. どちらを使う?選び方のヒント
  5. ちょっとした工夫で使いやすさアップ!
    1. 使い続けられる人がしている“クセづけ”
    2. 曖昧さをあえて残すとうまくいくこともある
    3. テンプレの見せ方を変えると使われ方が変わる
  6. テンプレが使いづらいときの見直しポイント
    1. ワンパターンになってしまう危うさ
    2. テンプレに縛られすぎて逆にやりづらくなることも
    3. 思考停止で使い続けるリスクに注意
  7. “答えるだけ”のテンプレートの作り方
    1. 必要な項目はこれだけあれば十分
    2. テンプレは1時間で作れる
    3. “資産になるテンプレ”をつくる意識をもつ
  8. 続けられる動画をつくるために
    1. 頭の中を一度紙に出してみる感覚で
    2. 続けられる仕組みがあるだけで強くなる
    3. まずは自分専用のテンプレを一つだけ作ってみる

テンプレひとつで動画づくりがラクになる

「何を撮るか」で悩まないだけで、動画づくりのスピードもコストも驚くほど変わります。テンプレートがあるだけで、準備から制作までの流れがスムーズになり、余裕が生まれます。

配信企画は“埋めるだけ”でもしっかり形になる

テンプレートに沿って、目的やターゲット、構成などを項目ごとに埋めていくだけで、配信企画の骨子が完成します。

「ゼロから考える」必要がなくなるため、時間の短縮だけでなく、内容のブレも起きにくくなります。

例:シンプルな企画テンプレート構成(NotionやGoogleフォームで作成可)

カテゴリ質問例入力例
🎯 目的この動画で何を達成したい?商品の使い方を伝えて購入につなげたい
👥 ターゲット誰に向けて話す?20〜30代の働く女性
🧠 内容の軸どんな話にする?実際の使用シーンを中心に構成
🕒 尺どれくらいの長さ?60秒程度のショート動画
💬 CTA最後にどう促す?商品ページのリンクへ誘導

このようなテンプレートがあれば、「何をどう伝えるか」の迷いがなくなります。

ムダなやり直しが減れば、コストも自然と下がる

企画段階でのやりとりが減ることで、制作フロー全体の手戻りも激減します。

特に外注やチーム制作の場合、「あとから内容を変更したい」というリスクが下がり、再編集や追加素材の発注などによるコスト増加を防げます。

コストが減るポイント

  • 打ち合わせ回数が減る
  • 撮影や編集のやり直しが少ない
  • 他メンバーとの連携がスムーズになる

地味な削減が積み重なり、予算に余裕が生まれるケースは少なくありません。

テンプレ導入で実際に変わったこと

テンプレートを導入しただけで、「撮る前から完成形が見えるようになった」と話すチームもあります。

たとえば、ある小規模なSNSチームでは、テンプレを使って毎週のコンテンツ企画を“30分で3本出せる”状態に改善。リソース不足でも継続的な発信ができるようになりました。

テンプレ導入によって

  • 発信が止まらなくなった
  • コンセプトの一貫性が出てきた
  • 撮影と編集が効率化された

というように、見えないところで大きな効果が出てくるのが特徴です。

つまずく原因は“仕組み”がないから

企画が思いつかないのは、才能やセンスのせいではありません。やることが整理されていないと、アイデアは自然と滞ります。つまずく人ほど、「何から手をつければいいのか」が見えていないだけのこともあります。

ネタが思いつかないとき、実はやることが不明確

何を伝えたいか、誰に届けたいか、どこに出すか──
そのあたりがぼんやりしていると、ネタが出てこないのは当たり前です。

テンプレを使うと、目的や構成が自然と浮かび上がるので、「何を言うか」に集中できます。

ネタ切れ=才能の問題ではなく、整理の問題です。

チームで動くときに起こりがちな“ズレ”

企画の初期段階でよくあるのが、「言っていることは同じでも、見ているものが違う」というすれ違い。

共有されたテンプレートがあれば、「目的はこれ」「ターゲットはこれ」といった土台が揃うため、認識のズレが減ります。

誰かの頭の中にある情報を、みんなが見える形にするだけで、チーム全体が動きやすくなります。

“何を作ればいいか”がわからない理由

多くの人が「なんとなく」で動画を作りはじめてしまいます。でも、そこには“出口”がありません。

何のために作るのか、どう見せたいのかが整理されていないと、途中で方向性がブレたり、完成しても手応えがなかったりします。

テンプレートがあると、

  • 目的が最初に定まる
  • ゴールが明確になる
  • 見せ方に迷いがなくなる

という流れが自然に生まれ、次の一手が考えやすくなります。

動画づくりに「迷い」が多いなら、最初に整理する枠組みが足りないだけかもしれません。

テンプレの使い方

テンプレートと聞くと堅苦しい印象があるかもしれませんが、実際には小さなお店や少人数チームの現場で、無理なく活用されています。いくつかの具体例を見ながら、どう役立っているのかを紹介します。

小規模店舗でもしっかり使える販促テンプレ

毎週のSNS投稿、ネタに困らなくなった話
ある飲食店では、InstagramやLINEで週2回の投稿を続けています。以前は「何を発信すればいいか」で毎回悩んでいたそうですが、テンプレートで構成を固定してから一気にラクになりました。

活用している構成の一例

  • 今週のおすすめメニュー紹介
  • 常連さんの一言コメント(動画or画像付き)
  • 来週のイベント予告

この3本柱をテンプレート化し、毎回「埋めるだけ」で構成が整うようにしたことで、SNSの継続投稿と集客の両立に成功しています。

オンライン講座運営もテンプレで効率アップ

教材企画をルール化して時短に成功
個人でオンライン講座を運営しているケースでは、講座一本ごとに構成を考えていた時期は、準備だけで何日もかかっていたそうです。

そこで「講座動画用テンプレート」を導入。以下のような構成を用意しただけで、制作スピードがぐんと上がりました。

セクション内容
冒頭学べることの提示(30秒)
本編①問題提起と考え方の解説
本編②実演または画面操作
終わりポイントの復習+CTA

この流れに沿って台本をつくれば、動画全体のバランスも整いやすくなります。

チーム制作でも効果あり──役割分担が明確に

誰が何をやるかが“見える”とスムーズ
複数人で配信や撮影を行う場面では、認識ズレがトラブルの元になります。

テンプレートに「目的」「ゴール」「出演者の想定」「編集スタイル」などを書き込んでおくと、共有ミスを未然に防げます。

よくある共有項目例:

項目内容
動画の目的商品紹介+購入導線づくり
想定ターゲット30〜50代の主婦層
撮影方式実写+ナレーション
納期〇月〇日までに初稿完成
担当者撮影:A、編集:B、チェック:C

これをNotionやGoogleドキュメントで共有すれば、各自の作業に集中できて、完成までのスピードが上がります。

NotionとGoogleフォームで作る“答えるだけ企画作成テンプレ”

テンプレートを自分用に作るなら、NotionやGoogleフォームのような無料ツールを使うと便利です。ここではそれぞれの使い方と向き・不向きを紹介します。

Notionでテンプレートを整える方法

ブロック構造で、必要項目を並べるだけ
Notionは「1ページ=1企画」として構成できます。ブロック単位で自由に組めるので、自分の仕事の流れに合わせたテンプレが作りやすいのが魅力です。

よく使われる構成例:

  • 🎯 目的
  • 👥 想定するターゲット
  • 🧠 伝えたい内容(ひとことで)
  • 🎬 構成案(3〜4パート)
  • 🛠 必要な素材や機材
  • 💬 促したい行動(CTA)

これらをテンプレート化し、「複製」して毎回使えば、制作のたびに頭を抱える必要はありません。
さらに、コメント機能を使えばチームでのやりとりもスムーズに進められます。

Googleフォームで“入力型テンプレ”をつくる

質問に答えるだけで構成案ができる仕組み
Googleフォームを使えば、「チェックリストに答えていく」スタイルのテンプレートが作れます。

入力例:

  • Q:この動画の目的は?
     A:オンラインショップへの流入を増やす
  • Q:想定している視聴者は?
     A:スマホで買い物をする20〜40代
  • Q:撮影方式は?
     A:ナレーション付きの操作画面キャプチャ

これらの回答を自動でスプレッドシートに出力すれば、台本のベースにもなります。Notionよりも「一問一答式」でサクッと作業したい人に向いています。

どちらを使う?選び方のヒント

Notionが合うタイプ

  • 視覚的にレイアウトしたい
  • チームで使いまわしたい
  • 項目を随時アップデートして育てたい

Googleフォームが合うタイプ

  • シンプルに質問に答えて進めたい
  • 回答結果を自動で集計したい
  • 複数人から同時に情報を集めたい

どちらも無料で使えるので、まずは使ってみて「続けやすい」と感じた方を選ぶのがいちばんです。
慣れてくると、自分なりにカスタマイズする楽しさも出てきます。

ちょっとした工夫で使いやすさアップ!

テンプレートは作って終わりではありません。上手に回している人たちは、実は使い方にちょっとした工夫を加えています。「ちゃんと使える形」に整えておくだけで、続けるのがぐっと楽になります。

使い続けられる人がしている“クセづけ”

いつも同じ場所にテンプレを置いておく
アクセスしづらい場所にあるテンプレートは、だんだん使われなくなります。NotionやGoogleドライブであれば、固定リンクやお気に入り登録で“いつでも開ける状態”を作るのが基本です。

週に1回、テンプレを眺める習慣をつくる
スプレッドシートでもNotionでも、テンプレは放置しておくと古くなります。毎週1回だけ見直してみると、内容を更新したり、いらない項目を減らしたりできて、無理のない継続につながります。

曖昧さをあえて残すとうまくいくこともある

項目の「書きすぎ」に注意する
テンプレートを完璧にしようとすると、逆に扱いづらくなります。「何をどう書けばいいか」に迷うようでは、使われなくなってしまいます。

そこでおすすめなのが、“ちょっと曖昧な設計”。たとえば「動画の方向性」とだけ書いておき、言葉で説明しても、箇条書きでも、画像を貼ってもOKというルールにしておくと、自然に使われるようになります。

例:曖昧さを許容する項目例

項目名内容例書き方の幅
動画の方向性明るく/信頼感重視など単語/文章どちらでも
使用予定BGMフリー素材・爽やか系URL貼付けでも可
出演イメージ若年層・ナレーション中心写真・言葉どちらでも

テンプレに“ゆるさ”を持たせることで、使う側のストレスが減ります。

テンプレの見せ方を変えると使われ方が変わる

文字だけじゃなく、視覚化してみる
テンプレートは文字情報の塊になりがちですが、見出しの色分けやアイコンの挿入を工夫することで、ぐっと見やすくなります。たとえば、Notionであればカテゴリに絵文字をつけるだけでも整理された印象になります。

共有先に合わせて見せ方を変える
チームで共有する場合と、自分だけが使う場合とでは、見せ方も変わります。

  • チーム用 → シンプルで見落としがない構成
  • 個人用 → カスタマイズ自由でメモ欄が広め

自分が使いやすい形に寄せるだけでなく、誰と共有するかに応じて「見せる工夫」を加えると、テンプレートの役割がグッと広がります。

テンプレが使いづらいときの見直しポイント

便利なはずのテンプレが、なぜか使いづらく感じたり、途中で使われなくなったりすることもあります。そんなときは、いくつかの共通パターンを疑ってみてください。

ワンパターンになってしまう危うさ

構成が固定化しすぎて飽きられる
毎回同じような流れ・同じような構成になると、見る側だけでなく作る側も飽きてしまいます。テンプレの「型」があることは安心感になりますが、あまりに固まりすぎると、表現の幅を狭めてしまうことも。

マンネリを防ぐ方法

  • 定期的に別のテンプレを試してみる
  • 自由記述欄を広く取る
  • 項目に「自由枠」を設けて変化を許容する

少しだけ「毎回違う要素」を意識的に入れてみると、テンプレでも新鮮さを保てます。

テンプレに縛られすぎて逆にやりづらくなることも

全部埋めないといけないと思い込まない
テンプレはあくまで“補助ツール”。全部の項目を完璧に埋めようとすると、本来の目的を見失ってしまうこともあります。

使い方は“半分埋める”くらいの柔軟さでも問題ありません。むしろ、余白があることで新しいアイデアが浮かぶこともあります。

思考停止で使い続けるリスクに注意

「考えない仕組み」が「考えなくなる仕組み」にならないように
便利なテンプレートも、使う側が考えることをやめてしまえば、それはただの作業の台本になってしまいます。

チェックリストに頼るあまり、「何のためにこの動画を作るのか」「誰にどう伝えるか」が抜けてしまうと、内容の薄い動画になりがちです。

ときどき立ち止まって再点検を

  • 最近、動画の反応はどうか
  • テンプレの構成に古さはないか
  • 書いている内容が“流れ作業”になっていないか

こうしたセルフチェックを月に一度でもしておくと、テンプレの“使われ方”が変わります。
テンプレを使いこなすとは、「効率」と「考える時間」のバランスをとることです。

“答えるだけ”のテンプレートの作り方

テンプレートを自分で作るのは難しそうに思えるかもしれませんが、実はすごくシンプルです。少し時間をかけて一度仕組みを作れば、あとは繰り返し使える「自分のための時短ツール」になります。

必要な項目はこれだけあれば十分

動画企画テンプレの基本構成
テンプレートに入れるべき項目は、あれこれ考えるよりも“核になる質問”だけを用意するのがポイントです。以下のように、少数精鋭の設問で構成してみましょう。

カテゴリ質問例記入例
🎯目的この動画で達成したいことは?商品の使用イメージを伝えたい
👥視聴者誰に届けたい?在宅ワークの30代
🧠伝えたいこと一言で言うと何の動画?作業効率を上げる便利グッズ紹介
🧩構成パートをどう分ける?①導入→②実演→③効果紹介→④購入誘導
💬行動促進視聴者にどうしてほしい?商品ページへアクセスしてもらう

最初から完璧を目指す必要はありません。作りながら調整していけばOKです。

テンプレは1時間で作れる

「ひとまず使えるもの」を最初のゴールにする
テンプレートづくりに時間をかけすぎると、実際に使う前に挫折することもあります。まずは“1時間で仮版を作る”ことを目指してみましょう。

テンプレ完成までのステップ

  1. 項目を書き出す(15分)
     → どんな情報があれば、企画が立てられるかをざっくり並べます。
  2. 質問文に落とし込む(15分)
     →「この動画で伝えたいことは?」など、問いかけの形に整えます。
  3. テンプレートに入力欄を設ける(20分)
     → NotionやGoogleフォームに反映して、使える形にします。
  4. 仮入力して確認(10分)
     → 自分で1本分入力してみて、使いやすさをチェックします。

このように、最初の型を作るのにかかる時間はごくわずかです。

“資産になるテンプレ”をつくる意識をもつ

毎回使える=積み上がる企画ノート
テンプレートを運用していると、過去の企画データがどんどん蓄積されていきます。これはいわば“自分だけの企画アーカイブ”です。

似たような内容を作るときに見返せば、短時間で流れが組めたり、別の動画に再利用できるパーツが見つかったりします。

自分の思考を「型」として残していく
テンプレとは、自分の頭の中を言語化した“思考の型”。これを一度作っておくと、他の人と共有しやすくなるだけでなく、自分の制作ペースも安定します。

動画をつくるたびにゼロから考えなくていいというのは、想像以上に心強いものです。

続けられる動画をつくるために

アイデアは思いつきではなく、整理の仕方で変わります。テンプレートはその整理を支えてくれるツール。うまく使えば、思いつきを「形」に変えるだけでなく、それを「続く企画」にしてくれます。

頭の中を一度紙に出してみる感覚で

考えるより、質問に答える方がラク
自分の考えを整理するとき、「何を伝えたいのか?」と考えてもなかなか言語化できないことがあります。ですが、「誰に届けたい?」と質問されると、不思議と答えが浮かびやすくなります。

テンプレートが担っているのは、まさにその“問いかけ役”。
書くべき内容が見えてくることで、余計な迷いが減り、集中すべき点がはっきりします。

続けられる仕組みがあるだけで強くなる

動画は“継続”がすべて
どんなに面白い動画でも、続かなければ届かなくなります。継続できる人たちに共通しているのは、「作るのに苦労しない仕組み」を持っていること。

テンプレートがあると、空いた時間に少しずつ企画が進められたり、忙しいときでも最低限の準備ができたりと、続けるための土台になります。

まずは自分専用のテンプレを一つだけ作ってみる

身の丈サイズでOK
立派なフォーマットを目指すよりも、「今の自分が使えるもの」を目指すのが正解です。A4の紙に手書きでも、スマホのメモアプリでも十分。

動画を1本作るときに迷いが減れば、それだけで価値があります。

「いきなり続けるのは難しい」と感じていた人も、まず1本を作るためのテンプレを持つことで、配信のハードルが下がります。

一度作って使ってみる。そこから、次に必要な項目が見えてきます。
まずは1つ、自分のためのテンプレをつくってみてください。

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