【アナログ派でもOK】集客アップとリピーター獲得を同時に叶えるアイデアをご紹介します

集客アップ

こんにちは。株式会社ネクフルです。

「集客はできても、リピーターにつながらない…」そんな声をよく聞きます。ポイントカード以外にも、もっと手軽で効果的な方法があるとしたら?今回はアナログ派でもすぐに使える、リピート率アップに役立つアイデアをピックアップしました。

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  1. お客さんが“また行きたくなる”お店の共通点とは?
    1. お客さんが「また来たい」と思う瞬間って?
    2. 集客のその先にある“次への設計”の大切さ
    3. 記憶に残る“体験”がリピーターを生む
  2. リピーターが増えるとメリットもいっぱい
    1. 新規よりもリピーターのほうがコスパがいい
    2. 日本の中小店舗で注目される“リピート型”運営
    3. リピーターが増えると、いいことだらけ
  3. リピートにつなげるには“仕組み”も大事です
    1. 面倒だった作業が自動でラクになる
    2. データが見えると、サービスの精度が上がる
    3. 人に合わせた“ちょうどよい接客”ができるように
  4. 始める前に、ちょっと立ち止まって考えてみよう
    1. 機能が多すぎて、かえって使いにくい?
    2. 無理して全部の機能を使わなくて大丈夫
    3. サポート体制と連携のしやすさも忘れずに
  5. 無理なく始めるためのちょうどいいコツ
    1. スタッフの協力があるとスムーズにいく
    2. 選ぶなら「カンタンに扱える」ことを重視して
    3. まずは“ひとつだけ”から使ってみるのが正解
  6. 「集客+リピート」を両立させるちょっとした工夫
    1. アナログ+デジタルの合わせ技が効く
    2. 「また来たい」と思わせる仕掛けをつくる
    3. メールやLINEも、“やりすぎない”のがコツ
  7. 規模が小さくても大丈夫!リピートを生むちょっとした工夫
    1. サロンで活躍した“定期予約”と“LINE通知”
    2. 小さな飲食店でも使えた“誕生日クーポン”と“顔なじみ接客”
    3. 販売店で見られた“履歴活用”と“次の一言”のチカラ
  8. 無理なく続けられる“仕組み”がリピートにつながる

お客さんが“また行きたくなる”お店の共通点とは?

「せっかく来てもらったのに一度きりで終わってしまう…」という状況を変えるには、ただ集客するだけでなく、“また来たくなる理由”をつくることが大切です。ここでは、リピーターを生むための視点と、次につなげる工夫について解説します。

お客さんが「また来たい」と思う瞬間って?

“サービスが良かった”だけでは足りない理由
一度の来店で満足してもらっても、それだけで次の来店が確約されるとは限りません。「また来たい」と思うきっかけには、体験の印象だけでなく、その後の“つながり”や“期待感”が影響します。

“理由のある再来店”を設計することがカギ
「次は〇〇を食べたい」「来月はポイントが倍になる」など、再来店を後押しする理由をお客さんが自分の中で持てるようにすることが重要です。そのためには店舗側からのちょっとした提案が効果的です。

集客のその先にある“次への設計”の大切さ

単発の来店では終わらせない仕組み
集客施策は、次につなげてこそ意味があります。たとえば、初回来店時にLINE登録を促し、次回の特典を案内するといった流れを設計することで「一回きり」で終わらせない仕組みが作れます。

来店サイクルを意識した設計が重要
店舗の業種によって来店間隔は違いますが、たとえば美容院なら1ヶ月後、飲食店なら1週間後など、理想的な来店サイクルに合わせて“次の来店動機”を自然に作れる仕掛けがあると強いです。

記憶に残る“体験”がリピーターを生む

体験の中に“感情”を入れる
リピーターは「商品」より「体験」に惹かれて戻ってくる傾向があります。たとえば、丁寧な接客で名前を覚えてもらった、会話で好みに気づいてくれた、などの体験が心に残ると、また行きたくなるものです。

“記憶に残る接点”の作り方
・名前を呼ぶ/前回の内容に触れる
・次回の予定を口頭で提案する
・サンキューメッセージやクーポンを送る

といった、少しの工夫で“記憶に残る接点”は作れます。これが「もう一度行こうかな」に変わっていきます。

リピーターが増えるとメリットもいっぱい

「リピーター対策って本当に必要?」と思う方もいるかもしれません。でも実は、売上の安定だけでなく、さまざまなメリットがあります。ここではリピーターがもたらす効果をわかりやすくまとめます。

新規よりもリピーターのほうがコスパがいい

獲得コストの差は歴然
新規顧客を1人集めるのにかかる費用は、リピーターの再来店を促す費用の約5倍以上と言われています(出典:米ベイン・アンド・カンパニー)。日本でもこの傾向は同様で、リピーターがいると広告費を大幅に抑えることが可能です。

顧客タイプ獲得コストの目安継続率(目安)
新規顧客高い低い
リピーター低い高い

日本の中小店舗で注目される“リピート型”運営

中小事業者にこそ必要な視点
大型チェーンのような広告予算が取れない店舗こそ、「常連さん」を大事にする経営が重要です。最近では、LINE公式アカウントや予約アプリを活用した“顧客との関係づくり”を軸にした戦略をとる小さなお店が増えています。

サブスク型・会員制などの導入も広がる
とくに美容・フィットネス業界では、毎月決まった金額でサービスを提供する“サブスクリプション型”の仕組みを導入する例もあります。リピーターがいるからこそ成り立つモデルです。

リピーターが増えると、いいことだらけ

売上の安定感が生まれる
常連客が定期的に来店することで、売上の波を穏やかにできます。たとえば、天候やトレンドに左右されにくくなり、計画的な経営がしやすくなります。

口コミ・紹介の起点になる
リピーターは、商品やサービスに対して信頼を持っているため、自然と人に話してくれる確率も高いです。SNSや口コミサイトなどでの紹介は、無料の強力なプロモーションになります。

スタッフのやりがいにもつながる
何度も来てくれるお客さんがいると、スタッフとの関係性も深まり、やりがいを感じる機会が増えます。これがサービス向上にもつながる好循環が生まれます。

リピートにつなげるには“仕組み”も大事です

お客さんに「また行きたい」と思ってもらうためには、接客やサービスの質はもちろんですが、それだけでは足りません。忙しい店舗運営の中で、いかに効率よく、継続的にリピーター施策を回していけるか──。ここで役立つのが、手軽に使えるデジタルツールです。

面倒だった作業が自動でラクになる

いつもの業務がグッと軽くなる理由
手書きのスタンプカードや、口頭での来店管理、メッセージ配信……。手作業で行っていた業務がデジタルになることで、自動化できる場面がぐんと増えます。操作に慣れていない人でも、導入初日から実感できる“作業の省力化”は大きな魅力です。

デジタルならではの自動化が助けになる
たとえば、次回来店の1週間前にお知らせメッセージを自動で送る、誕生日クーポンを自動発行するなど、これまで時間と手間をかけていた対応もワンタッチで完了。お客さんに忘れられないための“声かけ”が自然にできます。

作業内容アナログ運用時デジタル導入後
来店履歴管理手書き・口頭自動記録+履歴表示
ポイント付与スタンプカードアプリで自動カウント
誕生日特典案内手動でリスト管理&DM送付自動クーポン配信

データが見えると、サービスの精度が上がる

お客さんの動きが“見える”と違いが出る
どんな曜日・時間帯が混みやすいか、どの客層がよく来てくれているか──デジタルツールを使えば、これまで感覚でしか掴めなかった情報がデータとして見えるようになります。売上だけでは見えなかった“来店の流れ”が把握でき、次の施策にも活かせます。

常連さんの好みに合わせた対応がしやすくなる
「いつも〇〇を買ってくれる」「前回は〇〇だった」など、個別のお客さんの傾向を把握できると、自然に“覚えてくれている接客”ができるようになります。記憶に頼らずとも、サービスの質を一定に保てるのがポイントです。

人に合わせた“ちょうどよい接客”ができるように

情報があると、誰でも安心して対応できる
スタッフによって対応のばらつきが出やすい場面でも、デジタル管理された顧客情報があることで、誰でも同じような接客が可能になります。これにより、サービスの質を安定させることができ、働く側の負担も減ります。

“人に合わせた対応”が日常的にできる
・新規のお客さんには、丁寧な案内と店内紹介
・常連のお客さんには、名前での呼びかけと会話の継続
・久しぶりのお客さんには、「お久しぶりですね!」のひと声

このような細やかな対応を、誰でも自然にできる環境が整えば、再来店への印象は格段に上がります。

始める前に、ちょっと立ち止まって考えてみよう

便利そうだからといって、すぐに飛びつくと「うちには合わなかった…」という事態にもなりかねません。ここでは、導入前に知っておきたいチェックポイントを紹介します。

機能が多すぎて、かえって使いにくい?

“多機能=便利”とは限らない
あれもこれもできるツールは魅力的に見えますが、実際の現場では「何から手をつければいいのか分からない」となりがちです。はじめは最低限の機能だけ使えるシンプルなものを選ぶほうが、現場にフィットしやすいです。

機能の“見せ方”にも注意を
UI(操作画面)が複雑だったり、説明がわかりにくいものは、現場で定着しません。機能の数よりも「使う人の視点に立っているか」が大切です。

無理して全部の機能を使わなくて大丈夫

使えるところから、少しずつでOK
一気にすべての機能を使おうとせず、「まずは予約管理だけ」「ポイント管理だけ」など、小さなところから始めていくのが長続きのコツです。必要になったら少しずつ広げていけば十分です。

“まずは試せる”サービスを選ぼう
無料トライアルや初期費用無料のサービスを活用して、まずはお店に合うか試してみましょう。続けられるかどうかの“肌感”を確認するのはとても大事です。

サポート体制と連携のしやすさも忘れずに

困ったときにすぐ聞けるかが安心のポイント
チャット対応、電話サポート、操作マニュアルの分かりやすさ──このあたりは要チェックです。ツールに不慣れなスタッフでも安心して使い続けられるようなサポート体制が整っていると安心です。

すでに使っているツールとの連携はできる?
POSレジ、LINE公式アカウント、予約システムなど、すでに使っているツールがあるなら、それと連携できるかどうかも確認を。連携できないと、結局手作業が増えてしまい本末転倒です。ツール同士の相性は、意外と見落としがちなので要注意です。

無理なく始めるためのちょうどいいコツ

「便利そうだけど、うちで本当に使いこなせるかな?」と感じてしまうのは自然なこと。でも実際には、難しい設定や操作がなくても導入できるツールはたくさんあります。ここでは、ムリなく始めて、現場にスムーズに定着させるコツをご紹介します。

スタッフの協力があるとスムーズにいく

“これ何のために使うの?”をちゃんと伝える
ツールを導入しても、現場のスタッフが意味を理解していないと使われません。「作業がラクになるよ」「お客さんとの会話が増えるよ」といった、メリットを分かりやすく共有することがポイントです。

小さな成功体験を共有しよう
たとえば、「〇〇さんがLINE登録してくれた」「常連さんが誕生日クーポンで喜んでた」など、小さな成果をスタッフ間で共有するだけでもモチベーションが変わってきます。最初から“完璧”を目指さなくて大丈夫です。

選ぶなら「カンタンに扱える」ことを重視して

ボタンが少ない、画面がシンプルは大事なポイント
操作画面が見やすい、スマホで直感的に動かせるなど、見た目のシンプルさも大切です。「いちいちマニュアルを見ないと使えない」ようなツールは、現場で使われなくなりがちです。

サポート体制がしっかりしていると安心
困ったときにすぐ聞けるサポートがあると、安心して導入できます。電話やチャット対応、操作マニュアルのわかりやすさも事前にチェックしておきましょう。

比較項目カンタンに使えるサービスの特徴
操作画面スマホ対応・見やすいUI
機能の絞り込み最初から全部は不要。必要最低限の機能でOK
サポート体制電話・チャット対応、動画マニュアルなどがある

まずは“ひとつだけ”から使ってみるのが正解

慣れるには段階が大事
いきなりフル活用を目指すと、操作も運用も負担が大きくなります。はじめは「ポイント付与機能だけ」「予約通知だけ」といった具合に、1つだけ使ってみるところから始めると続きやすくなります。

徐々に拡張していけばOK
慣れてきたら、LINE配信やクーポン発行、顧客メモ管理など少しずつ機能を増やしていけば無理なく活用できます。段階的に広げていく方が、スタッフもお客さんもスムーズに馴染んでくれます。

「集客+リピート」を両立させるちょっとした工夫

せっかく集客できても、リピートにつながらないともったいない。ここでは、来てくれたお客さんが「また来たくなる」仕掛けをつくるための工夫を紹介します。

アナログ+デジタルの合わせ技が効く

ポイントカードをそのままデジタル化してみる
昔ながらのスタンプカードをアプリやQRコードに変えるだけでも、運用がぐっとラクになります。ポイント履歴の確認や、交換タイミングの通知などが自動でできるのもメリットです。

通知機能で“思い出してもらう”
来店後しばらく経ったら、ポイント状況やクーポンの案内を自動で通知することで、「そろそろ行こうかな」という気持ちを自然に呼び起こせます。

機能効果
デジタルポイント管理紛失しない、いつでも確認できる
通知機能来店リマインド・クーポン案内などが可能
紙との併用高齢層にも対応しやすい

「また来たい」と思わせる仕掛けをつくる

ゲーム感覚や限定感があると楽しくなる
スタンプをためると“ランクアップ”したり、特典が“くじ形式”だったりすると、お客さんの楽しみにもなります。わずかな工夫で“集める楽しさ”や“参加している実感”が生まれます。

次回を楽しみにしてもらうためのヒント
・ポイント〇倍デーを決める
・イベント的なキャンペーン(例:季節限定サービス)
・一定回数の来店で特別サービスを案内

お客さんが「次に来たときどうなるか」を楽しみにできると、自然とリピート率も上がっていきます。

メールやLINEも、“やりすぎない”のがコツ

配信は「嬉しい」と思ってもらえる内容に
単に頻度を上げるのではなく、内容が大切です。たとえば、「今週限定のサービス」や「あなたのポイントがあと◯個で特典に届きます」など、役立つ情報や嬉しい気持ちになる内容が喜ばれます。

ツールごとの特性を活かすと効果が出やすい
・LINE:即時性が高く、来店直前の通知に◎
・メール:文章が長くてもOK。じっくり伝えたい内容に向く
・スタンプアプリ:ゲーム感覚で楽しめて、利用率が上がりやすい

それぞれのツールに合った使い方をすることで、お客さんとの距離感がグッと縮まります。無理なく、自然なコミュニケーションがリピートにつながっていきます。

規模が小さくても大丈夫!リピートを生むちょっとした工夫

「うちは小規模だから難しいかも」と思っている方もご安心を。実際に、無理のない範囲でツールを取り入れてリピーターを増やしている店舗はたくさんあります。ここでは、サロン・飲食店・物販店で実際に行われている取り組みを紹介します。

サロンで活躍した“定期予約”と“LINE通知”

次回予約の声かけがリピートを生む
ある個人経営の美容サロンでは、来店時に次回予約をその場で促すことでリピート率が向上しました。「来月もこの時間にしましょうか?」という自然な一言で、お客さんの来店サイクルを整えられます。

LINE通知で予約を忘れない工夫を
予約日の前日にLINEで「明日はご予約日です!」と通知を送ることで、うっかり忘れを防げるように。これにより無断キャンセルも減り、サロン側の業務効率もアップしました。

導入しやすい理由
・個人サロンでも無料プランで運用できる
・スマホだけで操作可能
・「通知だけ」「予約だけ」など部分導入もできる

工夫効果
次回来店のその場予約リピートのきっかけをつくりやすい
LINEでの前日リマインド予約忘れ防止+キャンセル率の低下
スタッフからの一言対応接客の中で自然にリピートにつなげられる

小さな飲食店でも使えた“誕生日クーポン”と“顔なじみ接客”

お祝いをきっかけに来店してもらう
小規模なイートインカフェでは、LINE登録者に対して誕生日クーポンを自動配信する仕組みを導入。バースデー限定のスイーツやドリンク無料サービスを提供したところ、誕生月の来店率が大きく伸びました。

スタッフの声かけが信頼感につながる
来店時に「お誕生日おめでとうございます!」とスタッフがひと言添えることで、ただの割引以上の“特別感”が生まれます。小規模店舗ならではの顔の見える接客が、リピートのきっかけになります。

取り組みやすいポイント
・テンプレで簡単に作れるメッセージ配信ツール
・クーポンの発行は自動化できる
・メニュー側に無理がない範囲で調整可能

工夫効果
誕生日クーポンの配信特別感を演出して来店のきっかけに
お祝いの声かけお店との関係性が深まり、再訪につながる
限定メニューの提案体験の記憶に残りやすくなる

販売店で見られた“履歴活用”と“次の一言”のチカラ

買った商品を活かした提案POP
とある雑貨屋では、過去に購入されたアイテムに合う新商品を店内POPで紹介。「前回〇〇を買った方に人気!」と書かれたPOPを見て、つい手に取ってしまうお客さんが増えました。

履歴があれば“勧め方”が変わる
POSレジの購入履歴をスタッフ間で共有することで、次回来店時に「この前買われた〇〇、使い心地どうでしたか?」と自然な会話につながる場面も。そこから“次のおすすめ”が生まれ、リピート購入が促されました。

ポイント
・履歴を使った接客は高額商品ほど効果が出やすい
・POP作成はPC不要、手書きでも十分伝わる
・「あなたに合った提案」がリピーター育成に直結する

工夫効果
履歴を活かしたPOPの掲示顧客ニーズに合った商品提案がしやすくなる
過去購入に基づいた声かけお客さんが“覚えられている”と感じ、関係性が深まる
おすすめの流れを作るスタッフ連携スムーズな提案につながり、売上にも反映されやすい

無理なく続けられる“仕組み”がリピートにつながる

集客アップもリピーター獲得も、「特別なことをする」より「続けられる仕組みをつくる」ことが大切です。アナログでも、デジタルでも、自分たちのやりやすい形で少しずつ取り入れていけばOK。お客さんの心に残る工夫を積み重ねることで、自然と“また来たくなる”お店になっていきます。

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