ファンづくり×収益化の新定番!企業チャンネルにYouTubeメンバーシップを導入しよう!

収益化

こんにちは。株式会社ネクフルです。

せっかく企業チャンネルを持っていても、ただ動画を上げるだけで終わっていませんか?YouTubeのメンバーシップは、ファンとのつながり方を変えながら、ちょっとした収益化にもつながる仕組み。今回はその活用方法をわかりやすくまとめました。

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  1. “応援したくなる企業”ってどんな存在?
    1. 「買ってもらう」から「応援される」関係へ
    2. 視聴者が“参加したくなる”流れが強まっている
    3. メンバーシップが“応援したくなる気持ち”と相性がいい理由
  2. メンバーシップ導入で企業に起こること
    1. 収益のバランスが変わってくる
    2. 視聴者との接点が増える
    3. BtoCだけじゃない。BtoB企業でも使い方しだい
  3. ファンとの距離が近づくと見えてくる変化とは
    1. フィードバックが濃くなるとコンテンツが育つ
    2. 一方的な関係じゃなくなる感覚
    3. 思わぬ副産物:社内にも良い影響が出ることも
  4. やり方次第で印象がガラッと変わる
    1. 誤解されやすい“課金機能”というイメージ
    2. コンテンツの“質と頻度”で信用が決まる
    3. 運用リソースの確保は必須
  5. 最初から完璧を求めず、気軽に始めてみるのがコツ
    1. 負担にならない範囲でできる特典から考える
    2. テスト的に運用して反応を見るのもアリ
    3. 少人数からでも十分意味がある
  6. 長く続けるコツは“続けられる仕組み”をつくること
    1. 一方通行にしない工夫が大事
    2. 継続のリズムをつくっておく
    3. お互いに無理のない距離感を保つ
  7. 実はこんな活用もできる、メンバーシップの使い方
    1. 教育の現場では“学びの継続”に一役買っている
    2. 小売や食品関連は“ファンづくり”と相性がいい
    3. 社員の姿を見せるだけでも親しみが生まれる
  8. 無理なく始めて、心地よく続けることがポイント

“応援したくなる企業”ってどんな存在?

YouTubeを活用する企業が増える中で、発信するだけではファンは育ちません。共感や応援につながる関係を築くには、今の時代に合ったアプローチが必要です。

「買ってもらう」から「応援される」関係へ

従来のマーケティングは、商品やサービスを「買ってもらう」ことをゴールにしてきました。でも今は、企業の想いや姿勢に共感して「応援したくなる」ことがファン化のきっかけになることも珍しくありません。

特にSNSやYouTubeのようなオープンな場では、ユーザーは単なる顧客ではなく、企業の活動に共鳴する“仲間”のような存在として接してきます。この「応援される関係」を築くことが、長期的なファンづくりの鍵になります。

視聴者が“参加したくなる”流れが強まっている

今のユーザーは、一方的な情報発信を受け取るよりも、自分が参加できる体験を求めています。YouTubeライブでコメントを送ったり、メンバーシップで限定コンテンツにアクセスしたり、ステッカーやバッジを使って「応援している感覚」を楽しんだり。

これはエンタメだけでなく、ビジネス系チャンネルでも同様です。参加することで距離が縮まり、「この会社、面白いな」「応援したいな」という気持ちが育っていくのです。

メンバーシップが“応援したくなる気持ち”と相性がいい理由

YouTubeのメンバーシップ機能は、ユーザーにとって「このチャンネルを応援したい」という気持ちを形にできる仕組みです。

たとえば、

  • 月額制で支援することで企業の取り組みを後押しできる
  • メンバー限定のコンテンツで“特別扱い”を感じられる
  • コメント欄で目立つ専用バッジが誇らしい

このように、“応援する気持ち”を視覚的・体験的に表現できるのがメンバーシップの魅力です。企業にとっては「ただの課金機能」ではなく、ファンとつながる手段のひとつと捉えることができます。

メンバーシップ導入で企業に起こること

YouTubeメンバーシップを取り入れることで、発信のあり方や社内の視点も変わってきます。数字としての効果だけでなく、見えづらい部分にもポジティブな影響があります。

収益のバランスが変わってくる

YouTubeチャンネル運営の収益は広告収入に頼りがちですが、メンバーシップを導入することで、より安定した“直接的な収益”が見込めます。

収益モデルの比較特徴
広告収入再生数に依存しやすく変動が大きい
メンバーシップ継続課金型なので安定しやすい/コアファンが支えてくれる

これにより、企業側は再生数を追いかけるよりも“価値あるコンテンツ”に集中できるようになります。

視聴者との接点が増える

メンバー限定ライブや特典コンテンツの提供など、メンバー向けに何かを発信しようとすると、自然と視聴者との接点が増えていきます。

コメントやリアクションもより濃くなり、「誰が見てくれているのか」という感覚が強くなってくるのもこのフェーズです。ただの視聴者ではなく、“応援してくれる仲間”という意識が社内でも生まれやすくなります。

BtoCだけじゃない。BtoB企業でも使い方しだい

メンバーシップはBtoC企業向けに見えがちですが、実はBtoBでもうまく活用しているケースがあります。

たとえば、

  • 専門分野のノウハウを発信している企業が、有料会員限定で深掘り動画を配信
  • 業界内コミュニティとして、メンバー限定ライブで参加者の意見交換の場をつくる

こうした使い方は、営業ツールとしてのYouTube活用だけでは生まれない“新たな価値”につながります。規模や業種に関わらず、目的をはっきりさせればメンバーシップは機能します。

ファンとの距離が近づくと見えてくる変化とは

メンバーシップを取り入れると、ただの「視聴者」だった人たちとの関係が少しずつ変わっていきます。企業にとっても思わぬ気づきや変化が生まれるタイミングです。

フィードバックが濃くなるとコンテンツが育つ

メンバーシップに参加している人は、いわば“応援したい人たち”です。そうした人たちから届くコメントや反応は、表面的なものではなく、具体的で中身のある声が増えてきます。

  • 動画に対する具体的な感想
  • 改善のヒントとなる意見
  • 次の企画への期待や要望

このような反応を受け取ることで、動画の改善点に気づけたり、視聴者に刺さる企画のヒントを得られたりします。コンテンツの質を上げる“伴走者”ができるイメージです。

一方的な関係じゃなくなる感覚

企業と視聴者の関係が「届ける側」と「受け取る側」だけだった時代は終わりつつあります。メンバーシップを通じて、双方向のやり取りが生まれることで、ファンは“受け手”から“仲間”へと自然に移行していきます。

  • メンバー限定ライブでのリアルタイム交流
  • 投票機能でコンテンツ企画に参加
  • 特典コンテンツで“裏側”に触れることで生まれる親近感

こうした体験を通して、ファンとの距離はぐっと縮まり、企業にとっても「支えられている」感覚が強くなっていきます。

思わぬ副産物:社内にも良い影響が出ることも

視聴者との関係が深まることで、その空気感は社内にも広がることがあります。

  • 採用ページより、チャンネルの動画を見て応募したというケース
  • 社員が動画に出演することでエンゲージメントが上がる
  • 社内報よりもYouTubeの方が社内で見られているという状況

“発信して終わり”ではなく、“見られ続ける中で育っていく”という文化が、企業内部にもじわじわと浸透していくことがあります。

やり方次第で印象がガラッと変わる

メンバーシップは使い方次第で、企業の印象を良くも悪くも変えてしまいます。誤解されない工夫や、継続的な配信のための体制づくりが欠かせません。

誤解されやすい“課金機能”というイメージ

最初に注意したいのは、「お金を払わせる仕組み」としてだけ受け取られてしまうリスクです。特に企業チャンネルの場合、営利色が強くなるとファンは距離を置きたくなるもの。

  • 「企業が金儲けのためにやってるだけ」
  • 「どうせ広告の延長でしょ」

こうした誤解を避けるには、提供するコンテンツの“意味”や“意図”を明確に伝える工夫が必要です。たとえば、メンバー限定の解説動画が「商品を売るため」ではなく「知識やノウハウを共有する」目的であれば、印象は大きく変わります。

コンテンツの“質と頻度”で信用が決まる

メンバーシップに入ってくれたファンは、特別な体験を期待しています。だからこそ、特典コンテンツの質や投稿のペースが不安定だと、信頼を失う原因になります。

  • 更新が何カ月もない
  • 毎回同じような内容ばかり
  • 既存の動画を切り貼りしただけの特典

こうした内容では、「入ったのにガッカリされた」という評価につながり、継続率も下がってしまいます。

信頼を保つポイント

  • 月1本でもいいので、しっかり企画された限定動画を用意
  • メンバー向けに一言メッセージを添える
  • コメントへの返信など、細かなフォローを大切にする

信頼の積み重ねが、ファンの継続意欲につながっていきます。

運用リソースの確保は必須

メンバーシップの運用には、思った以上に工数がかかります。動画制作だけでなく、企画、告知、コミュニケーション、フォロー対応まで含めると、それなりの体制が必要です。

  • 少人数チームだと負担が集中しがち
  • 担当者不在で更新が滞ることも
  • メンバーからのコメントに対応できない問題も発生

導入前に「誰がどこまでやるのか」を明確にし、小さくても安定して回る運用フローを作ることが大切です。初めはできる範囲で始め、徐々に工数を見直すくらいの柔軟さがあると安心です。

最初から完璧を求めず、気軽に始めてみるのがコツ

メンバーシップの導入は構えすぎると続きません。手間やコストを抑えて、まずは試しながら感触をつかむことが大切です。小さな一歩から始めていきましょう。

負担にならない範囲でできる特典から考える

最初に取り入れやすいのは、コストをかけずに実現できる小さな特典です。

  • 限定動画:既存の動画に一言コメントを加えたミニ解説など
  • オリジナルバッジ:メンバーの証としてアイコン横に表示
  • メンバー限定投稿:コミュニティタブでのちょっとしたお知らせ

こうしたライトな特典であっても、メンバーにとっては「参加している感覚」を持てるきっかけになります。無理なく提供できる範囲から始めてみるのが安心です。

テスト的に運用して反応を見るのもアリ

いきなり本格運用に踏み切る必要はありません。まずはテスト的に始めて、どんな反応があるかを確かめるのもひとつの方法です。

テスト運用のアイデア

  • 1ヶ月だけ限定コンテンツを出してみる
  • 特典内容を2パターン用意してアンケートを実施
  • メンバーシップ募集を“プレ告知”して反応を見る

実際に運用してみることで、思った以上に手応えを感じることもありますし、「今はまだ時期じゃない」と判断する材料にもなります。

少人数からでも十分意味がある

「登録者が少ないから、メンバーシップはまだ早い」と考える必要はありません。むしろ、少人数のファンだからこそ深いつながりがつくれます。

たとえば、

  • コミュニティ投稿にしっかり反応が返ってくる
  • メンバーの声を取り入れた動画が生まれる
  • コメントを通じてリピーターが増えていく

数字だけでは測れない“関係性の濃さ”が、メンバーシップ運用の一番の魅力です。

長く続けるコツは“続けられる仕組み”をつくること

一度始めたら継続が大切。メンバーの期待を裏切らず、こちらも無理せず続けられる仕組みをつくっていくことがポイントです。

一方通行にしない工夫が大事

メンバーが「ただ見ているだけ」で終わってしまうと、やがて離れてしまう可能性があります。小さな工夫で、双方向のやりとりを生み出すことが大切です。

双方向性を生む仕掛け例

  • メンバー限定アンケートで企画を一緒に考える
  • コメントをピックアップして動画内で紹介
  • 定期的な「メンバーへの一言メッセージ」の投稿

関係を築く“会話”の場があることで、メンバーシップは自然と継続されやすくなります。

継続のリズムをつくっておく

「続かない…」とならないためには、あらかじめ運用のリズムを決めておくのが効果的です。

  • 月1回のメンバー限定ライブ配信
  • 毎月15日に限定動画を公開
  • 毎週金曜はメンバー限定投稿の日

このように、“この日は必ず何かがある”というスケジュールを決めておくと、視聴者側にも安心感が生まれ、習慣的に見てもらえるようになります。

お互いに無理のない距離感を保つ

あまりにサービス過剰になると、企業側にもメンバー側にも疲れが出てしまいます。特別なことをやりすぎなくても、適度な距離感でのやりとりで十分に満足してもらえることもあります。

  • 毎週投稿ではなく、月1でも丁寧に仕上げればOK
  • 応援されることに感謝を伝えるだけでも距離が縮まる
  • 「見守ってくれている人がいる」という感覚が継続の原動力になる

無理なく続けられることが、長く愛されるチャンネルの共通点です。ファンとの程よい距離を保ちながら、関係性を育てていくイメージで進めていくと、企業にもファンにも心地よい空間がつくれます。

実はこんな活用もできる、メンバーシップの使い方

YouTubeメンバーシップと聞くとエンタメ系のイメージが強いですが、業種によってさまざまな使い方があります。企業ならではの視点で“ファンづくり”につなげている事例を見てみましょう。

教育の現場では“学びの継続”に一役買っている

教育系のコンテンツを配信しているチャンネルでは、メンバーシップを活用して学習者向けにより深い情報や実践的な内容を提供しているケースがあります。

ナレッジ共有型の具体的な使い方

  • 一般公開では基礎知識、メンバー限定で応用問題や解説
  • 教材の補足動画や勉強のコツを限定配信
  • 視聴者の質問に答える月1回のライブQ&Aを実施

こうした活用によって、学習意欲の高いファンが集まりやすくなり、結果として継続視聴や再加入にもつながっています。

教育系メンバーシップが合う理由

メリット内容
継続利用されやすい学習は長期的なニーズがあるため離脱が少ない
信頼を得やすい教える姿勢そのものがブランディングにつながる
コンテンツの再利用が効く教材として過去動画を活かしやすい

小規模でも熱量のある学習者が集まれば、それは立派なコミュニティになります。

小売や食品関連は“ファンづくり”と相性がいい

小売業や食品業界では、メンバーシップを商品紹介の延長ではなく、“ブランドファン育成の場”として活用する動きもあります。

身近な商品がもっと好きになる仕掛け

  • メンバー限定で商品の裏話や開発秘話を紹介
  • 月替わりのおすすめレシピを動画で解説
  • 商品の使い方をライブで一緒に試す参加型コンテンツ

視聴者にとっては“買ったあとも楽しめる”コンテンツがあることで、商品との関係が深まっていきます。

ファンコミュニティ化すると起こること

  • 「このブランドの新作が楽しみ」という期待感
  • コメント欄でファン同士が交流する流れができる
  • SNSや口コミでの発信が自然に増える

販促目的だけではない、長期的な関係づくりとして機能するのがポイントです。

社員の姿を見せるだけでも親しみが生まれる

企業チャンネルでは“人の見える発信”がファンを増やすきっかけになることもあります。商品やサービス紹介だけでなく、社員のリアルな様子や想いが伝わるコンテンツに価値を感じる人は多くいます。

身近に感じてもらえるコンテンツの例

  • 社員による雑談配信やメンバー向けの裏トーク
  • 社内イベントの様子を限定公開
  • メンバーからの質問に社員が答える動画企画

こうした発信は、採用活動やブランディングにも効果があります。企業の“中の人”が見えることで、ファンとの心理的な距離がグッと近くなります。

社内の熱量が外に伝わると起きること

  • 視聴者から「この会社、雰囲気よさそう」と思われる
  • 共感によって新たなファンが生まれる
  • 社員自身のモチベーションアップにもつながる

特別なスキルや機材がなくても、「等身大の姿」を出すことが何よりも響く場合もあります。

無理なく始めて、心地よく続けることがポイント

YouTubeメンバーシップは、ただの収益化手段ではなく、ファンとのつながりを深めるためのきっかけにもなります。大事なのは、自社に合ったやり方で、ムリなく始めること。特別な施策をしなくても、“応援したくなる存在”を目指せば、自然と関係は育っていきます。

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